源さんの戯れ言 | 源のブログ

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源のブログへようこそ。笑い話を書くことが好きです。ただ今「ことわざ漫談小話」等の笑い話しを創作発表しています。それに季節ごとの俳句や川柳も投稿しています。最近は「戯れ言」も書いています。作品名は画面右下側フリースペースをご覧ください。

タイトル「源さんの戯れ言」

テーマ「バカふざ話」(1~200)

BF15「私がドナルド・トランプ氏に期待すること」

 

私は「ドナルド・トランプ氏に期待すること」の、テーマで投稿しようとしましたが、これまでのテレビ報道や各新聞論説からトランプ氏の行動や言動などを伺い知ると、それは直早々であることが分かった。それもそのはずトランプ氏の今は選挙公約で様々なことを言っていても、正真正銘の政治家でもなくアメリカの議員でもないから、これから先のことは未知の未知に過ぎぬ。その政策の方向で際、全く分かりません。これまでのトランプ氏の仕事は金儲けのビジネスが優先し、世界各国の、その国の成り立ちや世界に謎として横たわる真実を知らないことがあまりにも多すぎる感じがする。無知で無鉄砲な爺の火が臭いにおいすりゃするのである。

 

申し上げたように、今のトランプ氏はアメリカでは銭儲けの単なるビジネスマンにすぎない。世界の政治や世界の動きについては全くの素人であることを知った。ですから、これまでのトランプ氏はビジネス主義者であるから、アメリカ大統領となってもその政策はアメリカ国内優先の現実的なビジネス政策となるでしょう。世界の経済を牽引するアメリカが、このような動きになると、世界の政治や経済の動向は内向きの流れになる可能性は大きくなるでしょう。偉大な国家アメリカは世界を率先してこそのアメリカなのですが、それが今は危うくなった。難民の出る内戦は、その国を取りあげる強い意識で世界を指導してほしいのです。それはアメリカが受け持つ平和の宿命なのです。しかし、内向きの政策に何ができましょうか、大変な疑問を持つようになってしまった。

 

 

 

 

それにしてもアメリカ国民は先の見えない偉い人を選出したものですね。トランプ氏の仕事はこれまでの世界の認識を改める仕事にとりくまなければならなくなります。ましてアメリカの労働者の教育もせねば、世界に打ち勝つ優秀な製品など拵えるわけがない。かなりの覚悟とトランプ氏自身を修正しないとアメリカは世界から遠のく結果となるでしょう。いや、アメリカがそうであるなら、世界はそれぞれの国家の保護主義国家となり、世界の不安定な時代の幕開けとなるでしょう。この不安の幕開けは内戦のはじまり、更には大戦へと火種を拵えることにもなると思えるのです。

 

6月23日の国民投票の結果 移民や難民の受け入れを拒否して先進国イギリス国家がEU離脱する傾向にあることは周知のとおりです。これに引き続き、今度はアメリカでもトランプ氏が偉大なアメリカを取り戻す意思で、しかもマスコミも読めなかった隠れトランプ支持者により米大統領選挙接戦の末トランプ氏が勝利したのです。勝利したからには遊説での口にだしたこと実行せねば男が廃ることになります。ましてやアメリカ国民の夢を破る嘘つきになります。どっちに転んでも行く先々には困難が横たわっています。さて、その原因はなんだったのでしょうか。それはアメリカ国家の衰退にあったのです。競争の激しい自由貿易や国境を越える難民、それに移民らによって自分たちの仕事が脅かされて生じている今の貧困に、もう充分な嫌気がさしたのです。このチャンスを逃してはならぬよう新大統領トランプ氏にその改革を期待したのです。

 

先ほども言いましたが、社会保障の手厚いイギリスは6月23日の国民投票の結果、移民や難民の受け入れを拒否してEUを離脱する方向にあります。一方アメリカでは仕事がなく、国外の製品に怯えるアメリカの今の暗い社会に嫌気を覚え、議員や政治経験の全くないトランプ氏の、これまでの本来のアメリカを取り戻すスローガンで活気づいたのです。これ等アメリカの国民の意識はイギリス国民と全く同じです。イギリスやアメリカの国家国民が、世界各国の内戦で発生する難民や移民によって、自分たちの生活が脅かされる出来事にあきあきしたのです。恐らく、これからの欧州各国もこの単純な意識改革に乗るようになることは目に見えてあきらかです。

 

このようにアメリカ国民は、議員や政治経験がなく公職の経験などが全くない実業家に、アメリカ合衆国の超大国を率いることを任せたのです。これに世界は大きな不安と衝撃が走ったことは事実でしょう。恐らくこうしたイギリスやアメリカの内向きになる政策に不安を残すことは必定でしょう。となると世界はてんでんばらばらとなって不安定時代の幕開けとなるのです。すると、今は何でもないアジアは、これからどのような展開を呈するのでしょう。欧米がこうなら、先が読めない日本はとても不安になるのです。

 

 

 

ですから、これからは、世界は大きく変わるでしょう。誰がこの世界を変えていくのか全く今はわからなくなりました。TPPを反対するアメリカが世界の先導者になることは考えられなくなりました。これからは日本が世界に先駆けて自由経済圏や自由貿易をリードしなくてはなりません。これからの欧米には、世界をリードする力強さは残念ながらなくなりました。だが、一時の安心感からか、不思議と今は株価が上がる奇妙な現象があるのです。

 

世界をリードする、唯一それを考えられることは日本です。日本の人材や技術は世界的にみて優秀ですから世界から相手にされなくなることはまずないと思います。ですから、日本はアメリカのトランプ氏を説得し、グローバル経済圏すなわち自由貿易圏をつくり、人材が交流し世界の国々を争いのない豊かな国にせねばならないのです。ましてや難民や移民をつくらせない世界を作ることもリーダーに課せられた課題なのです。日本は世界のために頑張りましょう。日本は世界をリードし、弱者をつくらせない世界にしなければなりません。それこそは戦いを無くす根本政策なのです。