いつもブログを見て頂き、ありがとうございますニコニコ



すっきりしないお天気が続いていましたが、今日は青空が見られて…

それだけでも、なんだか嬉しいです🎵



私は放射線治療が終わり、やっと10日程経ちました。


まだまだ横になっていることが多いものの、抗がん剤を1カ月以上していないので、味覚障害が治って。

少しずつ食べられるようになってきました。


美味しいものが美味しく感じられるようになり、本当に嬉しいですおねがい




昨日は、医学部の学生さんであるRちゃん主催の、「医療の道を志す学生さんと患者が話す会」に、3度目の登壇をさせて頂く日でした。



初めて呼んで頂いたのが、丁度去年の今頃で…


私の初登壇から一周年、という会を企画してくれたのです。



日程が決まった時には、放射線が終わっている頃だから、きっと大丈夫!!ZOOMなので、家で話せるし…と思っていたのに…


思いがけなく体調が戻らず、前日まで"今の私に務まるだろうか…"と、不安で一杯でしたえーん



再発して以降の話をパワポのスライドに盛り込もうと、前日に、ほんの30分PCに向かっていただけで、たちどころに気持ちが悪くなって、また吐いちゃうし…えーん



がん親友&妹兼務のHちゃんがLINEをくれたので、正直にそれを言ったら「こらっ!」と叱ってくれました笑い泣き


皆スライドを見たくて来るんじゃない、ナナの笑顔を見たいんだから、と言ってもらって…

その言葉が嬉しくて、泣きましたぐすん



出来るかな、無理かな…と、さんざん逡巡しながら…



でも、お話しさせてもらえるのは、これが最後になるかもしれない…という思いに突き動かされ、チャレンジさせてもらいました。



去年出てくれて、その後リアルで会えた、Rちゃん、Cちゃん、AJくんの3人も来てくれた上、新たに会えた方もいて…



思い切って挑戦させてもらって本当に良かったです笑い泣き笑い泣き



2時間の予定で、2時間は厳しいかな~ショボーンと思っていたのに…

延長戦に残ってくれた皆と、気づいたら2時間半もお話ししていました。



ここのところ痛みや吐き気に耐えるばかりで、ちょっと生きる意欲を失いかけていたのですが…


生きていて良かった笑い泣きと感じられる時間を頂いて、感謝感激でした。


是非リアルで会いたい!と言ってくれた子もいて…心から嬉しかったです。




「再発して以降、全力を尽くしてきたものの、一向に良くならず…

命の灯が消える日を、リアルにイメージするようになりながら、徐々に覚悟が出来てきた…」という重ーい話を、土曜の朝から聞かされて😅


学生さん達も大変だったと思います。



「でも、すごく幸せな人生だったから、悔いはあまりないの」と話すと…

一人の学生さんが、「ナナさんにとって、幸せの軸って何ですか?」と質問してくれました。



そこで心の底から出てきたのは…

「愛したこと、愛してもらったこと」

それが私の幸せの軸だった、という思いです。



リンリンは勿論、家族や、愛すべき多くの友達との出会いに恵まれたこと…

心から大好き!と思える人達との出会いがあって、今があるということ…



そして、病気になってからの2年間、多くの人からの、惜しみ無い愛や優しさ、思いやりを受け取り続けてきたこと…



思い出すと、感謝の気持ちがドバーッと溢れ出て、泣かずにはいられませんでした。



本当に辛く悲しい2年間ではあったものの、同時に、とても幸せな2年間だったな…とも思うのです。



皆がとことん良くしてくれているお陰で、今、穏やかな気持ちで過ごせています。

改めて、ありがとうを伝えたいです。



Rちゃんは、「またナナさんの話を聞く会をやるから!ステージ2のとき、4のとき、と話を聞いてきたから、今度はステージ6でも出てきて!」と言ってくれて…また涙でした。



話が長くなってしまい、反省もありますが、今の私に出来る精一杯のことはやれて…

ホッとしました。



まるでご褒美みたいに…

がん友であり、発達凸凹の子どもを育てる同志でもあるKちゃんが、美味しいシャーベットを贈ってくれました。



これが本物の果物を凍らせたみたいに濃厚で…
めちゃめちゃ美味しくて、感動でしたラブ


うちの会社に長年いてくれたN美は


フルーツコンポートを贈ってくれました。
これもすごく喉ごしが良くて美味しく、いくらでも食べたい感じです💕

KちゃんもN美も、今の私が何なら食べられるか、一生懸命考えてくれたんだ…と思ったら、ものすごく嬉しかったです。


親友Yちゃんは…


延命祈願の黒たまごを、箱根に行かれた帰りに、わざわざうちまで届けに来てくれました笑い泣き

食べると寿命が延びるそうです。
ありがたく、ありがたく頂きました。



高校の時からの友達E子はSと相談してくれたそうで、「リンリンを、リンリンの行きたいところに私達で連れていこうか!?」とLINEをくれました。


皆どうしてこんなに優しいのー?と思うと、涙が止まらなくなるのでした。