昨日土曜日は、雨予報だったので降る前に少しだけ散歩しようかな。と思って朝6時に起きてみました。

窓から外を見ると、雨どころか一面の雪景色で、

 

「これは山に行くべきだな!」

 

ということで急遽、支度して近場の山へ行ってきました。国道の渋滞や凍結を心配しましたが、それほど苦も無く登山口まで辿り着けました。

 

 

夜明けの登山口から山頂方向を見ると、かなりガスっていて怪しい雲行きです。できれば滋賀県との県境にある山頂へ行って、滋賀県側の雪景色を眺めたいですが、雪の量を見て無理しないところまで行こう。ということで登山開始です。

 

 

麓から結構積もってます。冬でもそれほど雪が積もらない山なので珍しいです。

 

 

 

 

 

かなり寒いですが、登りで筋肉を使うと体温は急上昇。ちょっと汗かいてきたので上着を脱いで、休憩したら途端に寒くなってまた着こむ。

 

 

 

途中にある絶景ポイントでも何も見えず。

 

 

上の方は相当積もってるかと思いましたが、それほどでもなく15~20センチ程度でした。しかも新雪なのでアイゼンを装着しなくても歩けます。ギュッ、ギュッ・・・と雪を踏みしめる音が鳴って気持ちいいです。

 

 

 

 

 

雪が積もると、夜間に歩き回った動物達の足跡がハッキリ見えるのも、楽しみの一つです。昼間は動物の気配はほとんどありませんが夜は動物がたくさん。普段は気が付かなかった獣道を見つけることが出来たり、何の足跡なのか調べてみたり楽しいです。

 

 

 

尾根に上がると少し雪が深かった。

 

 

 

新雪に一番乗りで自分の足跡を付ける快感(笑)

 

普段でも、人がほとんどいない寂しい山域ですが、こういう天候になるとまるで無人です。生き物の気配すら無くて静寂です。

 

と、そこへ鳥が飛んで来ました。おっ!と思ったらルリビタキでした。野鳥用の望遠レンズを付けていなかったのでこれが限界。設定も景色用にしていたので色も良くありませんが、本来はブルーとオレンジの綺麗な鳥です。

警戒心が少なく好奇心旺盛らしく、「動いてるやつがいる」と興味深々で飛んで来たようです。一定以上の距離を保っていて、こちらが写真を撮ろうと近づくとその分離れて行きます。

 

 

 

そして、なんとか目的地の山頂まで来れました。

いつもなら琵琶湖と湖西にならぶ比叡~比良山地や三重県側の鈴鹿山脈まで見渡せる場所ですが、真っ白で何も見えませんでした。

 

 

 

 

 

風が冷たいので早々に下山します。

 

 

下山中に、さっきのルリビタキがまた飛んできてくれました。よっぽど気になってたんでしょうね。

そして更に下山して絶景ポイントまで降りてくると、見晴らしが良くなってました。滋賀県側とは違って雪があまりありません。

 

 

無事に下山しました。4時間で10キロの登山でした。

最後に一枚パチリ。

 

結構楽しめました。