前記事からの続きです。
愛宕山へと向かう林道を歩いていくと途中で北へ向かう分岐がありまして、そこから竜ヶ岳へ向けて本格的な山道になります。
雪は深い場所で20センチ程度、風が通りやすい場所では地面が露出しているところもありました。
あまり雪が浅いとかえって歩きにくいです。アイゼンの爪が岩とか木の根に引っかかって転びやすくなりますし、アイゼンの裏に落ち葉が刺さって束になり、そこへ雪や氷が詰まってモコモコになっちゃいますしね。ペースはかなり落ちますし疲れます。それと雪が浅いので転ばないように気を付けた方がいいです。雪のすぐ下に大きな石があったり尖った木が転がっていたりするので怪我しやすいですね。雪の山で怪我して歩けなってしまうと命に関わる事態になりかねないので。たとえ二人ペアだったとしても、まさか怪我人を担いで降りるわけにいかないので、救助を呼ぶには怪我人を雪山に残してもう一人が下山しないといけないです。綺麗な景色と引き換えにそれなりのリスクも伴います。
北へ向かうのでかなり雪が深くなると思ってましたがそれほどでなく、分岐から山頂まで1時間も掛かりませんでした。
1000メートルに満たない山ですが、日帰りで雪山を楽します。
山頂に着くと青空が広がっていて、枯れ木に白い花が咲いたような光景で感動的でした。
去年も見ましたが樹氷と青空のコントラストはほんとに綺麗です✨✨
山は最強のパワースポットだと思ってまして、街ではみることのできない景色と、景色も音も全てが自然のものばかりで、寒いくらいの冷たい空気がまた気持ちいい。
西側には竜ヶ岳と共に愛宕山北部の双璧をなす地蔵山。
山頂付近はあまり雪がありませんね。
東側に見えるのは嵐山方面かな。
休憩すると一気に体が冷えるので、下山しましょう。
下山中に竜ヶ岳を振り返ります。
朝は、雲海だった展望スポットもすっかり見通し良くなってました。
できれば、冬の間にあと2,3回くらい低山の雪山に行きたいんですが、天候とか仕事次第かな~。