◆リアブレーキの引きずり現象を是正しました
現在、29000キロ走ったスーパーカブ110(JA10)ですが、少し前からリアブレーキを掛けると、掛かったままでいわゆる引きずりの現象が出ていたのですが、いよいよ激しくなってきて、週末まで待てないので会社でバラしてみることにしました。
朝、会社に着いたら、とりあえずリアをバラしておいて放課後にゆっくり取り掛かろうと思いました。
知る人ぞ知るキムワイプを使ってます(笑)
現場の空いている場所にこの状態で保管しておいたのですが、会社のバイク乗り達には好評でした。自分で整備する人はいないので、どういう仕組みになっているのか興味があったらしいです。
ドラムの中がもっと錆びと粉塵で真っ黒になっていると予想したのですが、思っていたほどでもなく、「この程度で引きずるのか」と思いましたが、とりあえず洗浄して組み立てました。すると無事に解消されました。やはり粉塵が詰まっていたのが原因のようでした。3万キロ近く走ってますがブレーキシューはほとんど減っていませんでした。時々外してメンテンスしないと駄目ですが、日々のメンテならディスクの方が楽かな。
それと後日に、スパークプラグを交換しました。
車体下からカバーを外すことなく交換できます。
アイドリング時のエンジン回転数が不安定で時々エンストしていたのですが、交換したら安定しました。
あとは、近々エンジンオイル交換とフロントのブレーキシューを交換したいと思います。
◆あわや正面衝突を回避
写真を撮りに行こうと、バイクでちょっとした山間部のブラインドコーナーが多くて幅が狭い道を走っていて、しかも峠に向かって結構な登りだったのですが、コーナーを曲がったら、ちょうど正面から別のバイクが走ってきたところで互いに鉢合わせしました。相手は、こんな場所で何も来ないだろうと思っていたのでしょう。コーナーを曲がってアウトに膨らんだまま、こちらの正面に走って来ました。
こちらは、これまでに山道で何度か危険な目に合った経験があったので、ある程度の予測運転していたのと、登りということあって減速して左に寄ったのですが、相手にすれば結構な下りでしかも速度に乗っていたらしく、明らかにブレーキを掛けてフラフラと車体が左右に振れて制御できす、イン側に寄れないのが見てわかりました。咄嗟にこちらが右側(反対車線側)へ避けて正面衝突を回避しました。対向車のバイクを発見してから避けるまで、コンマ何秒という時間でしたが、人間は咄嗟の場合に加速装置が働くのか(サイボーグ009みたいなね)、割と冷静に回避できました。
山道は市街地と違って、滅多に車両や人が通らない道もあるので、先が目視できないブラインドコーナーがあったとしても、「何も来ないだろう予測」でイン側に寄ったり減速せずに走り抜けたりすることがあるかもしれませんが、常に「何か来るかも」という予測運転は大切だと改めて思いました。
これまでにも、自転車で走っていたらブラインドコーナーから4輪が猛スピードで走って来たことがありますし(事前に音が聞こえるので備えることができましたけど)、逆に、車で峠の登りを走っていたらロードバイクが制御できない速度で下ってきたこともありました。その時も咄嗟に反対側(右側)へ逃げてロードバイクをやり過ごして衝突せずに済みましたが、ほんとに山間部のブラインドコーナーが連続する場所は怖いですね。
こちらが左キープを守っていたとしても、アウト側に飛び出してくるバイク、4輪、自転車も稀にある。ということを想定して十分すぎるくらいの安全マージンを取って走らないと危険だと思います。
いつもは警笛をこまめに鳴らしながら走るのですが、この時はそれを忘れていたので、そこもちょっと甘かったかなと反省しました。とくにバイクとか自転車はは生身の体が剥き出しの乗り物なので十分に注意したいですね。