桜の見頃時期に、(散らない程度に)一度くらいは雨が降って欲しいと思ってましたが、今日都合よく降ってくれたので、仕事の昼休みに傘を差してカメラを持って、写真撮りに行ってきました。会社出てすぐに桜並木があるのです。
雨が降ると花びらに水滴が付くので、瑞々しさがいい感じなのと、日光が弱いのでそれを利用してちょっと神秘的っぽい写真が撮れないかと期待しましたがどうでしょう。
曇り空でも光と影のコントラストはできるので、暗い背景とボカしを使って、暗部から滑らかに花を浮かび上がってくるように撮れたらいいなと思います。
使った機材は、
Nikon D90(←中古で9,000円)と
レンズはマクロで、AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G(←中古で12,000円)
設定としては、
まずは絞り固定のAモード。絞りは開放でボケ感がよく出るようにします。それから、アクティブDライティング(キヤノンならオートライティングオプティマイザ、ソニーならDレンジオプティマイザー。いずれもコントラスト差を軽減してくれる機能)はOFF。
それと、測光モードはスポットにします。スポットにすると、ピントを合わせている部分を基準に露出を決めてくれるので、背景に暗い色が来るようにアングルを決めておけば黒い背景が作れます。
そして露出も暗目。暗すぎたらパソコンに取り込んだ時に調整します。明るい部分を暗く調整すると画質が劣化しやすいし、白飛び黒潰れになってしまうと修正不可能な場合もあるので、保険の意味も含めて露出は暗め設定が安心。RAWファイルで保存しておけば更に劣化が少ないし後で融通が効きます。ただ、修正は微調整くらいにして撮影時にバッチリ決めてしまう方が仕上がりは綺麗です。
昨晩、自宅で設定を済ませておきました。そして昼休みに会社を出て、30秒くらい歩けば桜並木に到着(ちかっ)。雨が降ってるので、他に写真を撮ってる人なんか誰もいやしません。もちろん誰も。もちろ・・・
おぉ!三脚を立ててセットしてるオッチャンがいた!同じような人がいる!
と、よく見たら測量やってる人でした(笑)
お仕事中だったようです。
前置きが長くなりましたが撮ってみました。
濃いピンクの品種も鮮やかで好きですが、淡い薄ピンクのソメイヨシノが好きですね。
それと、曇り空に花びらが溶け込むように写ってくれないかと撮ってみましたが、やっぱりイメージと違いました。
今度は逆に明暗差を軽減する為に、アクティブ入れて、測光モードはマルチパターンに変更。満足のいく写真になりませんでしたが、一応3枚だけ載せておきましょう。