◆説明しよう。ウメジローとは
冬の終わりから春の終わりにかけて出てくるメジロ。渡り鳥ではないのでずっと国内にいるのですが、夏になるとどこへ行くのかというと、暑さを避ける為に北の方に飛んで行ったり、山の中にいます。真夏に低山でも登山すればメジロが見られそうなもんですが、葉の緑に埋もれてほぼ見えないと思います。そもそも真夏に低山に登らないですが。
春は平地に降りてきて、花や蜜とか実を食べるのでよく見かけます。警戒心も薄いので割と近くまで寄ることができます。
春前だとちょうど梅が咲く季節なので、梅の花に群がるメジロが沢山見られて、ウメとメジロを合わせて、誰が最初に言ったのか、ウメジローと言いうのです。
◆満開ではなかったけどウメジロー撮れました
そろそろ、梅(実が成る実梅)が開花しているかと、朝、散歩に行ってきました。全体にはまだ半分も開花していませんでしたが、木によってはよく咲いている梅もあったので、そういうのを探して歩いていたらメジロの鳴き声が聞こえたので、行ってみると、
いましたよ。ウメジロー。
1羽だけでしたが撮れました。これは幸先が良いなと思いましたが、結局これだけでした。梅じゃない木には沢山いたのですが、そこじゃない!って思いました笑
それから遭遇したのはエナガの集団。森の妖精と言われるように、優しく小さい声で鳴きながら飛んで来ました。ほんとに妖精みたい。
エナガはかなり忙しく動き回るので、なかなか上手く撮れないのですが、近くに来て留まってくれたエナガがいたので、バッチリ撮れました。顔が隠れたけど、背中はこんな色合いです。
それから歩いて行くと、どこからともなくホオジロの地鳴きが聞こえてきました。会社の敷地にホオジロがいて、毎日のように地鳴きを聞くのでもう耳が覚えてます。
それから今度は梅の木にスズメ。
梅林から離れた所で、ジョウビタキの雄もいました。そろそろ渡って行くかと思うので、今季最後の撮影になるかな。
珍しく、雄が2羽で仲良く飛んでたんですよ。ナワバリ意識が強いのですが、雄が仲良く飛んでるとかあるもんですね。(実は威嚇していたのか)
◆いちだい的鳥撮影テク(てく?😓)
野鳥撮影は好きなんですが、たとえば迷彩服着てひたすら待って、絶妙な写真を撮るというほどでもなく、あくまで歩くことが目的で、そのサブ的な楽しみとして野鳥を撮るのが自分のスタイルです。
野鳥の撮影で、そこそこ綺麗に撮りたければ、高倍率ズームのコンデジか、一眼のレフorミラーレス+300ミリ望遠レンズがお勧めです(400ミリ以上はかなり高額)。
野鳥は警戒心が強いので、少し離れた場所から狙うことになりますが、肉眼で鳥を発見してカメラを構えてファインダーを覗くと、たいていは少しズレてしまいます。ファインダー覗いたら鳥が見当たらなくて、探している間に飛んで行ってしまうという事が多々あります。距離が遠ければ遠いほどズレが出やすいです。しかも小鳥は絶えず動き回るので風景と違ってじっくり狙ってる暇はありません。
そこで、自分のやり方なんですが、最初は広角側で広めに撮れるようにしておけば、カメラ構えた時に見失うことが少なくなります。それからシャッターを切って写真撮りつつ、同時に徐々に望遠側に絞っていくようにします。できるだけ連写設定でフォーカスロックなんかも使いこなせば、そこそこ撮れます。望遠側に詰めていく途中で飛んでいったとしても広角で撮れていれば、とりあえずトリミングで誤魔化して、SNSに乗せる写真は確保できます。最大望遠で撮れるところまで寄れたら、綺麗に撮れるのでその時はラッキーということで。
梅の満開までは、あと2週間程度ありそうなので、またまたウメジローを撮りに行こうと思います。