◆最近読んだ本
竜馬がゆく
全8巻やっと読めました。今回で3回目なんですが(2回目読んだのは数十年前)、やっぱり面白かったです。江戸末期の攘夷、開国、討幕、それに幕府や諸侯の思惑、外国勢(英国、仏国)の思惑が交錯する、混沌とした時代に、大政奉還という政策がいかにその時代に合っていて、妙技であったかということが、改めてわかりました。個人的には戦国時代よりも幕末が好きです。
1回目、2回目に読んだ時は、日本史の知識は断片的なものでしかありませんでしたが、今は日本史のまかな流れは頭に入っていて、その分読みやすかったです。歴史は大枠さえ押さえておけば、あとは興味の湧いたところを深堀すればいいので楽しめます。
◆読んでいる本
現代古事記
これも歴史関連といえばそうですが、一度きちんと読んでみたかたので、今読んでます。著者の竹田恒泰さんは、政治番組にもよく出演されてますが、彼の思想や考え方などはともかく、この本はかなりわかりやすいです。読みやすいし、知識も豊富な方なので説明も簡潔で適格。古事記を初めて読む自分にとってはかなり良いです。
ただ、神話というのは、現代人の感覚からすると、まさに人間離れした話なので(神話だからそういうものですが)、興味深く読めるかどうかは人によるかもしれません。今のところ興味深々で読めてます。日本最古の古典であり日本の神話でもある古事記。一度は目を通しておくのも良いかもしれません。
古事記関連の本は、別にもう一冊買ってあるのですが、その前に、歴史ではなくて読みたいエッセイがあるので、次はそちらを買って読んでみようかと思ってます。