1月2日に、京都府の牛松山(うしまつやま)に登山しました。実は違う山に行くつもりでしたが、前日までの大寒波の影響で、登山口まで辿り着けないだろうと判断し(車のタイヤがノーマル)、目標を変更しました。標高も低く600ちょっとしかない山です。
距離も獲得標高もたいした事はないんですが、それなりに雪はあったのと、予期していなかった綺麗な雪景色を見れたので写真を撮ったりして、結構時間が掛かってしまいました。歩きを楽しむというよりも、景色を堪能した山行となりました。
今回は下記のような景色を見ることができました。
・樹氷
・ダイヤモンドダスト
・雲海
◆朝日に照らされる樹氷
前日の昼まで雪が降っていたので、木々の枝にもしっかりと雪が乗ってました。お陰で樹氷祭りで終始綺麗でした。特に朝日に照らされてキラキラと輝くがまるで宝石のようでした。青空と樹氷とのコントラストもかなり綺麗。
冬にしか見れないので見る価値がありますね。
記事末に貼り付けてある動画では、逆光に光る樹氷が綺麗で3:05あたりが綺麗です。
◆ダイヤモンドダスト
ダイヤモンドダストと言っても一瞬なんですが、木々に積もる雪が太陽の熱でどんどん落ちてくるので、それが粉状になって太陽の光に輝くダイヤモンドダストとなるのが、これまた綺麗でした。次々と木々の雪が舞い落ちてくるので、雨は降っていないのに服が結構濡れました。このダイヤモンドダストをなんとか一度だけ動画に収めることができました(感涙😂😂)。
動画で綺麗さが伝わるかどうかわかりませんが、こちらは5:05からです。
◆パノラマ雲海
この時期は雲海をよく見ます。当ブログでも何度か紹介していますが、今回見た雲海はトップクラスと言ってもいいでしょう。雲海として一番きれいなのは、やはり水面のようにまっすぐに見える雲海で、船を浮かべて漕ぎ出してみたくなります。今回は、しっかりフラットで規模も大きかったです。これほどの雲海はなかなか見ませんね。素晴らしかったです。
凛として張り詰める冷たい空気と青空が、雪景色や雲海の絶景と相まって、それが気持ちよくてずっと見ていられるくらいでした。
雲海の境界部分が幻想的で好きです。
この空気感が伝わるかどうか。動画の中では6:03からです。
今回の動画はできれば全画面推奨です。YouTubeの説明欄に目次を作っておいたので、そこから各シーンに飛べます。よければごらんください。
今回の登山は、山頂からは景色も見えないし、淡々と歩くだけで終わりだと思っていましたが、冬特有の色んな景色が見れて満足でした。
春の山は新緑と花が美しく、秋の山は紅葉。それとはまた違う魅力が冬の山にもあるな、と思いました。
同じ山でも季節や時間帯によって、違った絶景が現れるのが登山の大きな魅力と言ってもいい。
趣味というかやりたい事が沢山あるのですが、こういう景色を目の当たりにしているから、山はどうしても辞められない。でも、同時に危険も多いので(特に冬の山)、準備を怠らず無理はせず、これからも安全に楽しみたいです。