おじいさんに声を掛けられましたと言っても、別にナンパされたわけではありません笑
最近、バイクにしても自転車にしても、二輪趣味が低調ぎみです。なんだかんだで時間も無いです。まぁ、ぼちぼちと楽しんでいくだけなんですが。でも、バイクは定期的に乗ってやらないと、バッテリーも駄目になるし、エンジンも動かしてオイルも回してやらないと駄目なのです。
というわけで、モンキーに乗って写真を撮りに行ったんですが、今回試してみたかったカメラレンズがあるのです。
ヤフオクで3000円で落札した,古いレンズ。NIKKOR-S Auto 1:1.4 f=50mm
1962年に発売されたレンズです。(僕はまだ生まれていません)
Nikon Ð90に付けて撮影にお出かけしました。
ホコリ、カビ、キズなど多数で、レンズを覗いてみると、かなり酷い状態でした。
ですが、実際に写真を撮ってみると、ほとんどわかりません。きっと何もない青空とか撮ってみると目立つと思います。
少しレトロ感のある町へやって来ました。
ちょっと懐かしい感じのいい色が出てます。ほんとはフィルムカメラでも沢山撮りたいのですが、安い値段で現像できる写真屋が近くにないので、ちょっと二の足を踏んでいます。
もちろんですが、マニュアルモードで、ピントも手動で合わせます。
ボケ感もよく出てます。ややこしい話ですが、ひと昔前のCCDセンサー搭載のレフ機に付ければ、もっと雰囲気のある写真が撮れるかなと思います。
それなりに写真を撮り終えて帰宅するときに、そういえばモンキーの写真を撮っていなかったなと思って、最後に撮ってみました。
ここでタイトルにある話になるのですが、帰り支度をしていると後ろに車がやってきて停まりました。ひょっとして、バイクが邪魔だと言われるのかと思いましたが、運転席に乗っていたのが、歯がほとんど無いようなおじいさんで、窓を開けて、
「あんた、このモンキーに乗って来たん?」
「あ、そうですよ~。」
と。話を聞いてみたら、自分も昔モンキーに乗っていたということでした。昭和40年代にモンキーを買ったらしく初期の赤いモデルだったみたいです。しばらく話をさせてもらって帰路につきました。
モンキーといえば、現在は車体も少し大きくなって125ccエンジン搭載のバイクになりましたが、このミニサイズのモンキーZ50は、かなり台数も減って珍しくなってきました。
だから、見つけた方も声を掛けたくなるんでしょうね。ガソリンスタンドなんかでも時々声かけられるんです。で、最後はいつもお決まりで、
「大事に乗ってや。」
「はい~。大事に乗ります~。」
という会話で終わりました^^
パーツも減って寂しくなってきましたが、まだまだ乗れるモンキーです。