ほぼ一年前に、滋賀県の伊吹山(いぶきやま)からご来光を見ようと、ドライブウェイを利用して行ったのですが、山頂付近がずっと濃霧に包まれていて、日の出どころか何も見えませんでした。

 

今回、連休を利用してリベンジに行ってきました。AM2:00に家を出発して伊吹山ドライブウェイのスカイテラス駐車場に着いたのが4時過ぎ。そこから徒歩で山頂へ登っていきます。

 

(荷物が重いと文句を言いながら登る相方↓)

 

去年は盆休みだったので、満員状態でしたが、今回は駐車場もガラガラでした。空いているのはりがたいですけど。装備を整えてヘッドライトを頭に付けて登山道を登っていきます。

 

 

 

登っている最中に、空が少し白み始めると、あたりでホトトギスとホオジロの声が聞こえてきました。

しかし、鳥達は薄暗い中では、まわりの認識ができないようで(鳥目と言われるように見えないんでしょうね)、至近距離まで近寄っても逃げもしません。いつもはほとんど近寄れない小鳥たちですが、こういう姿を見るのもなかなか斬新です。

 

 

 

さて、山頂に着きました。車で走っている最中に、少し霧掛かっているのが気にはなっていたのですが、うまくいけば雲海が見れるかなと思ってました。

 

 

 

ドンピシャでした。雲海から太陽が顔を出す瞬間が見れそうです。

空が薄暗く幻想的な光景です。

去年、かなり寒かったので今回は防寒対策も怠らず。

 

 

 

日の出を待っていたら、雲海の中から現れました。

 

 

 

 

見る見るうちに太陽が登っていきます。

時々、霧に隠れながらも姿を見せてくれました。

 

 

 

 

そしてついに、雲海から太陽が抜けました。

 

 

 

 

 

そうすると、周りの景色も一気に変化します。雲海も山々も朝日に照らされて、これまた綺麗です。

絶景と言っていい。

 

 

 

 

 

こんな景色は、やっぱり山へ行かないと見れないですね。

 

 

 

やがて朝日の朱色から空の青い色が優勢になってきました。時間と共に色んな風景を見せてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲海は流れてどんどん形が変化して行くので見ていて飽きません。何時間でもボーッとしていられそうです。

 

 

 

 

 

でも、歩きが趣味なので歩きますよ。山頂付近にある遊歩道を全部歩きます。

 

 

 

 

 

もう、ずっと雲の上を歩いている感じです。

 

 

 

 

 

上にも雲がありますけどね。

今年のご来光はバッチリでした。

 

 

 

 

標高1377メートルでそれほど高山でもない伊吹山。それでも見た目はアルプス並みの山容を誇ります。

 

今年もいい景色を見せてくれてありがとう。