緊急事態宣言が出てから、1か月以上経ちましたが、その効果なのか陽性と重症者の数は減少傾向にあるみたいですね。ただ、だからといって早期解除にはならないようです。体力維持の為の運動や買い出し等の外出は問題無いので、歩きや軽い登山もしますが、自転車も遠出じゃなければいいかなと。バイクでツーリングに行くのはまだちょっと控えておこうかと思ってます。そもそも乗れてませんけど。
うちの近所の里山とか裏山は、隠れた野鳥撮影スポットでカメラマンもよく見かけます。色々お話を伺うと、ジョウビタキやミヤマホオジロ、ベニマシコ、といったレアな野鳥がいるとのことでした。
先日、相方と一緒に野鳥目的で散歩に行きました。もともとコゲラ(小さいキツツキ)を狙っていたのですが、その日は見当たらず。
まずは、ツグミに遭遇。
地面をチョンチョンと歩くので可愛いですよ。エサを探している様子でした。動画も撮りました。記事末に動画を貼りつけておきましたので、よければご覧ください。
それからアチコチと歩き回っていたのですが、なかなか撮れなくて今日は鳥が少ないな~と。裏山から下山して麓に下りようと歩いていたところに、梅林に1羽の鳥の姿を見つけたので撮ってみました。かなり遠くて、自分の300ミリのレンズではうまく撮れません。露出もミスったし。
しかし、帰ってパソコンで確認したら、ミヤマホオジロが!
凄く警戒心が強いので、まず人前に姿を現さないし、単独で飛ぶことも珍しい。ほんとにいるんだな~と思いました。うちのすぐ近くに。写りはよくなかったですがかなり満足です。2、3枚撮りましたがすぐに山の方へ飛んでいきました。
その後、麓に下りて、自宅に向かってに歩いていたら、これまた1羽の鳥が飛んできました。それはジョウビタキの雄でした。
実は何週間か前に、小雨の降る中を散歩していたら、ジョウビタキに遭遇したことがありました。里山の農道みたいな所で、雨なので周りには誰もいなかったのですが、わざわざ我々が歩いているすぐ前をかすめるように飛んできたと思ったら、ジョウビタキの雄でした。およそ5メートルくらいの距離。ずっと止まってるんですけど、その時はカメラを持っていなかったので、相方がスマホで撮影しました。
やはり全然写ってませんね。この時も全然逃げないね~と言っていたのですが、今回見たのは、同じヤツかどうかわかりませんが、これまた飛んできて近くで止まってました。少し近寄ると、少し遠くへ。一定距離を保っているようです。
そのうち木に止ったので、少しずつ距離を詰めて、写真を撮りました。
6、7メートルくらいかな、結構寄りました。まるで、撮ってくれといわんばかり。
綺麗なオレンジです。
シャッターを切りまくっていたら、ちょうど近くで脚立に乗って庭の手入れをしていたオジサンが、
「その鳥は、ワシが外に居たらいつも来てくれるんや~」
とおっしゃってました。
そのオジサンとの距離はおよそ15メートルくらい。しばらく喋っていたら、ジョウビタキがまるで、自分の相手しろ!といわんばかりに、こちらとオジサンの間に割って入って、木の枝に止まりました。こちらからは10メートルくらい。オジサンからは5メートルくらい。そこでジッとしてます。普通の野鳥ならありえない光景ですね。
「ほんとによく懐いてるんですね~」
と笑いながら、オジサンとまた少し喋ってお別れして帰宅しました。
ジョウビタキって、警戒心が薄く好奇心が旺盛らしくて、人に寄ってくることが多いらしいです。人間に興味深々なのか、ツバメみたいに人間の近くにいると天敵は来ないと知っているのか。
面白い鳥もいるもんです。また散歩で会えるかな~。
(↓ツグミの動画です。残念ながら鳴き声はありませんけど)