登山の時に使っている装備、道具など紹介していこうと思います。自分の忘備録で。
山岳遭難で一番多いのは道迷いです。登山道って常に同じような感じではなく、広くて歩きやすい部分もあるし、獣道のように狭くなったりなどわかりにくい箇所もあります。そして、道の無い森の中を数分でも歩けば、もう自分がどの方向から来たのかわからなくなる。ということが多々あります。
道迷いの対策としては、一つではなく二つ以上の対策を取っておく方が無難です。
まず、必ず活用したいのが、GPS登山アプリ。
4つの登山用GPS地図アプリを徹底比較!気になるQ&Aも!|YAMA HACK
事前に地図をスマホにダウンロードしておいて、GPSを利用して自分の歩いて来た軌跡を描いてくれます。予め一般登山道は赤線で引いてあり、標準時間なども記されているので、それに沿って歩いて行くだけです。そして歩いた軌跡は残る。事前に地図をダウンロードしているのでもちろん圏外でも使えます。
有名なアプリは4種類で、メジャーなのはヤマップかヤマレコ。僕はヤマップの有料会員です。遭難対策だけを考えれば無料会員でも十分すぎる機能があります。
それと、自分が登山を開始、終了した時間、それと登山中の位置情報を、登録しておいたメールやLINEに定期的に、送信してくれます。僕と相方はお互いに登録しています。と言っても基本的に一緒に登るので意味ないですけど(笑) 一人で山に行く機会があれば安心ですね。万が一遭難してしまっても、今どこにいるのか地図でわかるので捜索の手間も省けます。
バッテリーは結構食うので、山に入る時は機内モードにしておきます。日帰り登山くらいならもつし、予備バッテリーがあれば安心。
基本的にGPSアプリがあれば、他に何も使いませんが、転倒、水没してスマホが壊れたとか、フリーズしたとか、GPSの精度が悪くなる時もあるので完全とはいえません。スマホが使えなくなればその時点で、自分の居場所がわからなくなります。なのでバックアップとして紙地図とコンパスはあった方が安心です。
コンパスは色々ありますが、山に入るなら登山用コンパスがおすすめ。地図上の北とコンパスが差す北は約7度ずれているので、その誤差設定の仕方とか地図に磁力線を引く方法などはネットで調べられます。あと登山地図にしてもある程度の記号や等高線から尾根と谷、勾配の強さなど見れるようになっておいた方がいいです。
それと、地図とコンパスがあっても、自分の居場所がわからなければ、ほとんど使い物になりません。山の地形と地図を見て自分の位置を割り出すのは困難です。
なので、事前に家で登山口から山頂までの方角とか、地形など調べておいて、登山中も自分がどのあたりにいるのか大体でも把握しておいた方がいいです。
僕は、スマホに充電器、地図とコンパスは基本的に持ってます。よく登って地形をほとんど把握してる山だとスマホだけの時が多いですけど。