紅葉ライトアップの記事の続編をアップしないといけないのですが、今日は宇治田原町の鷲峰山(じゅぶせん・じゅぶざん)系の釈迦岳(しゃかだけ)に登山に行って来ましたので、そちらを記事に。
今度は昼間の紅葉を楽しみたくて、山に登りました。朝7時前に出発して山の麓に着いて、登山開始です。今日のお供のカメラはNikonのD70とニッコール(ニコンのレンズブランド)の広角レンズです。15年ほど前の古い一眼レフです。ちなみに前記事で使ったのはD700です。
以前から木漏れ日写真を撮りたかったのですが、今日は条件がバッチリでした。昨日の雨は夜中まで降り続き、そして朝から晴れて日が差していました。朝の気温上昇で水分が蒸発するところに日が当たるので、木漏れ日が見える条件が整ってました。
山頂まであと半分といったところに、休憩所があるのですがその手前で、光のトンネルとでも言うべき、見事な木漏れ日が現れました。
この道は何十回と歩いていますが、その中で見た、いや人生で見た中でと言ってもいいかもしれない、美しい木漏れ日でした。
光の圧が凄い。そんな感じがします。太陽がまともにレンズに入ると真っ白になってしまうので、うまく木の陰に太陽を隠して撮影しています。
ホワイトバランスを弄ってみました。
実際の色に近いのは、最初の方かな?いや両方の中間くらいかも。写真として見る分には好みの問題ですね。
太陽の強い光を入れずに光の筋だけ写してみました。
幻想的です。
しばらく進むと杉林があるのですが。これもいい雰囲気でした。中央の少し上に光源があります。
これは、自分でも上手く撮れたなと思います。
右上から日が差しています。
優しく降り注ぐ木漏れ日に光と影のコントラスト、それと杉林の中を縫う様に通っている林道。自分でも気に入りました笑
この山は標高も低いし、特に有名でもない何処にでもあるような山なんですが、そんな所でも時折息を呑むような絶景を見せてくれます。
これはスマホで撮影。釈迦岳山頂に着いてみたら、思ったより紅葉が見れなくて残念。
そもそ針葉樹が多いのであまり期待できませんが、琵琶湖南端がずっと見渡せる場所なので。あと数週間もすればもう少し綺麗かもしれませんね。写真ではわかりませんが、ここは天気が良ければ、向かって左側は琵琶湖大橋が見えるか見えないか、といったところまで視界が効きますし、右側は湖南アルプスや近江富士、ずっと向こうにうっすらと鈴鹿山脈(たぶん)が確認できます。標高で700メートル足らずの山頂です。
下山は紅葉を探しながらゆっくりと下ります。個人的には山の斜面に緑と紅葉が入り乱れているのが好きで、それが一番綺麗だと思っています。そんな場所もあったのですが、撮影するには手前にあった木々が邪魔で、どうアングルを工夫しても撮れませんでした。綺麗だったんですけどね。
道沿いの紅葉を撮りながら下山しました。
やっぱり昼間の撮影の方が綺麗に撮れます。
最後は麓の里山で。
登山道とは光の加減が違うので、カメラの設定のをうまく調整できず、この2枚は少し色味が薄くなってしまった感があります。でも逆に優しい雰囲気になったと思うので、これはこれでアリかなと思うことにしました。
まだしばらくは紅葉で楽しみます。