滋賀県と三重県の県境に位置し、1000メートル級の山々が連なる鈴鹿山脈。その山脈には鈴鹿セブンマウンテン(※注)と呼ばれる選ばれし7つの山が存在します。その一角、竜ケ岳(りゅうがだけ)に登ってきました。この山には1000メートル級ながら、遮るものがなく、抜けた景色を見ながら歩ける稜線があるのです。(登山日は11月23日です。動画中に27日とありますが間違いです)

 

いなべ市公式サイトより

 

(※注・・・かつて開催されていた登山大会の為に選ばれた7つの山、すなわち、藤原岳、竜ケ岳、釈迦ケ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ケ岳、入道ケ岳の総称。現在は登山大会は行われていない)




朝、9時前に麓にある宇賀渓キャンプ場の駐車場を出発します。

 

 

序盤は舗装林道を歩きますが、ほどなく遠足尾根という登山道で山の中へ入っていきます。

この登山道は序盤から結構な急登続きで、なかなかタフな道でした。登山道の名前は「遠足」でハイキングぽいですが、手ごたえ十分でした。少し勾配が落ち着いたかと思えば、また壁のような登りが現れます。上の方を見ると登山者たちがセッセと登っていきます。

でも、途中で岩山を登ったりして楽しいです。

 

 

 

そしてようやく尾根に出て勾配が落ち着きます。尾根沿いをテクテクと歩いていると、前の方で年配の先行していたパーティが騒いでます。おそらく突然目の前に抜けるような景色が現れて、感動のあまりに声を上げているのではないか?

 

 

 

 

と、思ったらやはり!木々が無くなって見事な光景が飛び込んできました。

自分たちも、思わず感動して叫んでしまいました。そして、前方に山頂を目視で捉えました。

しかし、見えているものの、まだ結構な距離があります。しかも山頂の手前に峰があって、それを登って下って、ようやく山頂アタックです。

 

 

 

 

 

結構クタクタでしたが、どうにか辿り着きました。

標高は1099Mですが、見事な景色です!

来て良かった。

 

 

 

この日は季節外れのポカポカ陽気で標高1000メートルにいるというのに、暖かいです。山頂で昼寝している方が何人かおられました。ほどよい疲れで自分達も昼寝したかったのですが、夕方まで寝過ごしたら下山できなくなって遭難になるのでやめときました(笑)

 

昼ごはんを食べたら、違うルートで下山します。ちなみにこの竜ヶ岳山頂へは、三重県と滋賀県の県境にある石榑峠(いしぐれとうげ)という一般道から1時間で登ってこれるので、いつか、バイクに装備を積んで走ってきて、石榑峠から登山するという、ツーリング登山を実現したいと思います。もう雪の季節になるので来年かな。

 

下山ルートは金山尾根というルートで、ここも結構綺麗でしたが、終始に渡って急坂下りで、足がガクガクでした^^;早い人はあっという間に下って行くんですけどね~。

 

まだまだ修行不足です。なかなか楽しい山で、今度はまた違うルートでチャレンジしたいと思います。

タイム:6時間6分

距離:10.8キロ

累積標高:1196M