17日(土)は京都府の愛宕山(あたごやま)に登山してきました。最近、登山ブログみたいになってますが、できるだけ鍛えて来年はアルプスに登ろうと思ってます。
この山は20年以上前に登ったことがあって2度目なんですが、どんな登山道だったのかほとんど覚えていませんでした^^;
とにかく階段の多い登山道です。階段はあまり得意ではありません。自分の歩幅で歩かせてくれません。階段の落差に合わせて足を上げないと駄目なので、それが何時間も続くと結構疲労します。まぁ、登山道で階段が延々と続くのはよくあることなんですが。
休憩できる小屋はこまめに設置してあるのですが、景色はあまり楽しめません。そこそこ標高が上がってくれば時折、綺麗な景色を見ることができます。
登山の楽しみの一つは、絶景を見るのはもちろんなのですが、準備から登山して下山するまで全てが自分でマネジメントして自己完結で終えるというところでしょうか。登山道では補給できる店も無いので、出発時から必要な物を全て持たないといけません。歩く距離が長くなると荷が重くなるので、その分を自分の体力から差し引いてルートを決めないといけない。トラブルがあっても自力下山できないと遭難になってしまうし、そういう事も含めて準備してやり切ることが、まさに冒険そのものという感じが楽しいし、達成感がハンパ無い。
そして、ほぼ山頂に鎮座する愛宕神社に着きました。
と、思ったら境内まで、最後の長い階段・・・
最後まで楽をさせてくれません。とりあえずお参りして、
ようやく昼食の山ラーです!
残り汁でおじやを食べました。体にしみる~
食べ終わったら、もう少し歩いて山頂を目指します。
15分程度で一等三角点のある山頂に着きました。標高899mです。
あとは違うルートで下山します。下山ルートの途中に空也の瀧(くうやのたき)というところがあるので見て帰ろうと、どんどん下山して標高を下げて行きました。
すると、舗装道路と未舗装の登山道で4差路になっているところがあって、そこに外人さんが3人で何やら話し合っています。アメリカ人かヨーロッパ人か・・・ 若い三人でした。そして階段を下りて来た我々二人を見ると話しかけてきました。なんか以前にもこんなことがありましたが^^;
あなた、英語はしゃべれますか?
と、英語で聞かれました。
ろくに英会話できないのですが、もちろん、とりあえず聞いてみます。
英語できますか?と聞かれたので、
「Very little.(ちょっとだけ)」(←昔、ドラマで見た受け答え( ´艸`))
と答えると、やはり、結構な勢いで喋ってきました。
何度か聞いてみると、どうやら彼らも滝を見に行くらしいです。で、相方と地図など見ながら、
「おそらく、そこの階段(我々が下って来た階段とは違う階段)を上って行くと行けるんじゃね?」(ほぼゼスチャーで(笑))
と、答えると、ほんとに行けるのですか?みたいなことになったので、
「Maybe.Maybe(たぶんね)」(←簡単な単語しか出てこない)
と。少し逃げ道を作った返事を返しておきました(笑)
すると、皆笑って、(少しウケた模様)
「We try.」
と言って、彼らはその道を登って行きました。もちろん僕と相方も後ろを付いて行きましたよ。
しかし、道案内したものの、行く先に滝がなかったら気まずいなぁ。と思っていたらありました。
なかなか綺麗な滝でした。彼らも喜んでいたようです。滝から戻る最中に違う外国人とすれ違ったのですが、どうやらこの滝はwebの観光案内に載っているようです。観光地の嵐山にも近いので、ついでに見に来る人も多いのでしょうね。
もとの四差路に戻って、あとは舗装林道を歩いて下り、駐車場に戻って無事に下山となりました。
なかなか楽しい登山でしたが、リピート登山はしばらくはいいかな。
タイム:5時間16分
距離:12.0km
累積標高:924m