マウンテンバイクを買ってから乗りまくってますが、スペックの詳細を紹介しておきます。
相方のは色違いのサイズ違い。
●メーカー
GTのAGGRESSOR SPORT (アグレッサースポーツ)2019年モデルMサイズです。

老舗ですが安価で良い自転車を作ってますね。特徴はトリプルトライアングルという形状。シートステーがシートポストとトップチューブの両方に繋がっているので剛性アップだとか。

相方のはXSサイズなのでトリプルトライアングルではありません。GTのロードバイクも同じ形状でしたね。
●リア7速
リアのカセットは7速の14-34Tです。7速でワイドな刃数構成なので、平地を走るには使い勝手はイマイチですが、山を走るなら特に不便は感じません。登りは軽いギヤで淡々と走っているだけだし下りはほとんど漕いでいないので。

●フロントはトリプル
クランクはALL TERRA。

なんだこのメーカーは?と思ったらGTのオリジナルぽいです。OEMで安価なやつを作ってもらってるんでしょうね。BBもスクエアタイプで剛性も劣ると思いますが、このまま使います。
ギヤは42-34-24のトリプル。山を登って下る使い方なら3枚も要りませんね。フロント1枚か2枚でリアが10速とか11速くらいあれば使いやすいと思います。3枚あると調整がシビアだし、チェーン落ちも時々あります。平地でスピードを出す時には重宝しますが、そういう乗り方しませんからね。
●ディレーラー(変速機)はシマノTOURNEY(ターニー)
ネットでは酷評の、MTBコンポーネントで最下位グレードのTOURNEYです。確かに変速も遅いし見た目もショボイですがとりあえず壊れるまでこれでいいです。ちゃんと調整すれば普通に使えるし。


●27.5インチのホイール&タイヤ
ホイールもタイヤもALL TERRAブランド。

タイヤは27.5×2.25なのでかなりゴツいです。サスがショボイ分、タイヤでカバーできるかな?
当初はGTのパンテラという極太タイヤ搭載のモデルが欲しかったりしたのですが、これで十分です。後々のタイヤ交換の事も考えればこれで良かったと思います。
●サスペンションはSR SUNTOUR

昔、ディレーラーを作っていた、あのサンツアーですね。(当時は自転車趣味ではありませんが)他社に吸収されたりナンダカンダで今は台湾メーカーとしてMTBのサスを作っているみたいです。実績のある信頼性のあるメーカーのようです。このMTBにはSR SUNTOURのM3030というモデルを搭載しています。最下位グレードのコイル式です。

調整はコイルの入っている右側にプリロードのつまみがあって、これで少しだけ調整ができます。+に回すと固く、-に回すと柔らかくなります。といっても微調整くらいですが、最弱と最強で比べるとやはり全然違います。乗ってわかるくらい。舗装路は+、林道は-にダイヤルして使い分けるのもいいかもしれません。ちなみに左側には何も入っていないただのシリンダーのはずです。
このコイル式のサスペンションというのは、内部に水が浸入して、コイルが錆ついてしまって割れることがあるらしく、そうすると、その構造上からサスが走行中にスッポ抜けてしまうことがあるという非常に恐ろしい事を招くので要注意です。実際に抜けちゃって事故に合った方もいるようです。中古でコイル式サスのMTBをゲットした時は気をつけないといけませんね。あと、洗車の時は豪快にサスに水を掛けないように気をつけたいです。今は新品で大丈夫ですが2年くらいしたら、サスを交換するかオーバーホールは必須。今主流のしっかり調整できるエアサスに交換してもいいかもしれません。
●機械式ディスクブレーキ


油圧式は高いし、山の中で転倒したり、担いだり引きずったりしてホースなどにダメージを受けたらブレーキ効かなくなることもあるだろうし、初心者はワイヤーで引っ張る機械式がいいと思ってました。最初乗り始めの頃は全くと言っていいほど効かなくてびっくりしましたが、(ブレーキ握った状態で押したら動いてしまうくらい・笑)調べてみたら、どうやら部品が新品の時には効きが悪いらしく、どんどんブレーキを掛けていればいいということでした。今はめっちゃ良く効くので気に入ってます。調整も超カンタンだし。どこのメーカーだかよくわからないので不安でしたが、壊れるまで使って、ゆくゆくはシマノ製に交換してもいいかなと思います。
全体的にはかっこいいですが、安価というだけあってやはり細部まで見るとチャチな感じは否めません。ですが、我々のようにソロソロとスローペースでマッタリと林道を走るくらいなら、これで十分でしょうか。
ロードとは走る道も乗り方もメンテも全然違うので、あらゆることが新鮮で楽しいです。