少し前から、R25のリアブレーキにトラブルが発生しておりまして、
ある日、家から出てすぐの所で坂道発進をしようとして、リアブレーキのみで車体を停止させようとしたら、ズルズル!うぉ~、ブレーキが効いてない!
それから、発進して改めてリアブレーキを踏んだら、
パキンッ!!
え?なに?今の音?結構大きな音がした! その後は何事もなくブレーキも掛かるしいつも通りです。で、コンビニとかでしばらく休憩して、スタートすると初回のブレーキングでまた、パキッと・・・
う~ん・・・ 何かの部品が破損しているか、ピストンの動きが悪くなってるとか~?数日後も同現象なのでバラしてみました。
分解に先立って、ネットで色々調べて、部品図もプリントアウトしておきました。

一度も見なかったけど(笑)
分解する前に、ローターに傷とか割れが無いかチェックしました。打撃音だったので念の為にチェックしましたが大丈夫そう。
まず、今回はブレーキホースは繋がったままで作業するので、キャリパーの取り回しを確保する為にホースを留めているボルトを外します。

そして、パッドのピンとキャリパーを固定しているボルトを抜きます。

ピンは抜け止めのクリップを上に引っこ抜けば、外れます。

そして下のボルトを外します。結構きつく閉まってます。

これでキャリパーがガバッと上に上がるのでブレーキパッドが取れます。

その状態で外側にずらせば、キャリパーが取れる。

中はダストで真っ黒です。ピストンも汚れてますね。
パッドの上についているプレート(サポードパッド)もよく汚れてます。


中性洗剤と歯ブラシでキャリパー内部と外した部品を洗います。キャリパーのブーツには水が入らないように注意。

見た感じで破損はふどこにも無さそうです。ピストンは気持ち固いのかな??とりあえず耐熱シリコングリスを塗って指でピストンを押してキャリパーの中に押し込んで、今度は逆にブレーキペダルを操作してピストンを出して・・・と、繰り返していたらかなりスムーズに動くようになりました。
今回は点検と清掃だけが目的なので、逆の手順で組み立てて終了です。組んだらブレーキを踏んでアタリを出しておきます。


試運転で近所をブラブラ走ってみて、一応、異音は無くなったのですが暫くは様子見です。これでまた再発したらオイルも抜いて、消耗品を全部新品に交換してみます。