三連休初日の昨日28日、ビワイチ(琵琶湖一周)に行ってきました。行くならこの日しかありません。GWは何かと用事もあるし、今月は残りの週末は無理。来月に入れば間もなく梅雨になり、夏になれば無理です。
というわけで、朝5時に出発しました。
早朝は多少、冷えると思ってましたが、もう寒い!まるで冬みたい。京都、滋賀の県境の猿丸神社まで登っても温まらず。

滋賀県側に入ればなおのこと寒かったです。しかも濃い霧がかかってましたね。
南郷洗堰(なんごうあらいぜき、※あらいぜき・・・流れをせき止める所)で東岸に渡り北上します。あとはひたすら琵琶湖沿いを走ります。
ほどなく近江大橋。

ここから1時間以上漕いで琵琶湖大橋へ。

少し長めの休憩を取って、また北上します。
ひたすら漕いで行くとやがて近江八幡に入ります。このあたりから景色がきれいになってテンションが上がってきますね。
長命寺港です。


ここから琵琶湖沿いを休暇村を経由して走るのですが、凄くきれいな場所です。奥琵琶湖に次ぐ絶景だと思います。

そして、走行を続行して彦根港です。

このあとは、もうストイックに淡々と漕いでハンガーノックになりながらも長浜城跡に到着。

長浜から北は強風が吹くことが多いのですが、この日も吹いてました。以前に体験した暴風のような向かい風ではありませんでしたが、ここから賤ヶ岳隧道まで我慢の走行。膝は痛みが出たり無くなったりスッキリしない状態が続きます。
ここから先は更に景色が綺麗になります。

ここからまだ強い風に我慢して漕ぎ続け、ついに来ました。ビワイチ最北端の賤ヶ岳隧道(しずがたけすいどう)です。

このトンネル初めて見た時は怖かったです^^;
ここから、塩津街道、海津大崎と奥琵琶湖で一番景色の良い道が続きます。


奥琵琶湖を通過して西側に渡ってしまえば、もうこれと言って楽しみな絶景ポイントはありません。ただ淡々と南へ100キロ走って帰路を目指すのみです。
時刻は1時を回って、空腹だし足も辛くなってきた。そろそろ休憩しようかと思っていたら、道の駅「新旭風車村」まで6キロの看板がありました。なんとか我慢して6キロ走って到着してみたら、なんとリニューアルオープンの工事中!工事って・・・ GWに間に合わせろよな!
仕方なく近くのビーチに座って腹ごしらえ。

休憩後、再スタートしたら、少し前方にスズキ・ハヤブサGSX1300RのタンデムのバイクがUターンしていました。そして、なんかバランス崩したなと思っていたらそのままコテン・・・ と、
ええぇ!!立ちゴケした~! !!!! Σ(・ω・ノ)ノ
男性が必死でバイクを起こそうとしていて、女性が横で見ています。思わず目の前で止まって、
「大丈夫ですか!?」
と訪ねたら、後ろに乗っていた女性(多分奥様?)が、小声で
「大丈夫です・・・」
しかしどう見ても、起こすのに苦戦しているので、結局手伝って一緒にバイクを起こしました。YOUTUBEで立ちゴケ動画は沢山見てますが、実際に目の前で立ちゴケを見たのは初めてでした^^; 後ろから車が来なくて良かった~
バイクを起こすのを手伝って、こちらは走行を続行していたのですが、後からそのハヤブサが追い越し様に手を上げて挨拶して走り去って行きました。なんか善いことをした満足感から自分の走りもペースが上がりますね。(そんな気がしました・笑)
琵琶湖沿いを南下するに従って、交通量も増え、時には渋滞もあります。

もう、ただ無心でひたすら漕ぎ続けるのみ。
琵琶湖大橋近くまで戻ってきたら、空腹感が出てきたので、座れそうな所に座ってパンを食べて、出発する時に立ち上がった瞬間、右の膝にピキーーンという感覚が・・・ あっ!・・・ 膝を少々痛めてしまいました。思ったよりも疲労感が溜まっていたようです。歳を重ねててきたら、急激な動きには用心ですね(笑)しかも、200キロ超えたあたりから急にケツが痛くなってきました。サドルに座っているのが辛い。
とえりあえず、踏みこまないペダリングを心がけて、近江大橋を通過し、南郷洗堰まで戻ってきました。

あともう一息ですが、最後に京都と滋賀の県境にある峠を超えなくてはなりません。これがまた滋賀側から登ると急坂なんですよ。ダンシング(立ち漕ぎ)で乗り切るのですが、どう漕げば右膝が痛くないのか、試行錯誤しながら、変な体制のままなんとか峠を攻略。自転車から降りたら思わずよろけてしまいました。

これでもう家まで登りは無い。疲労と痛みと闘いながらなんとか帰宅できました。朝5時に出発して夜7時に帰宅したので14時間のライド旅でした。
走行データは、
走行距離 231.5KM
走行時間 14時間
実走行時間(休憩含まず)11時間24分
平均速度 20.1km/h


膝痛が無くて、もう少し普段から走りこんでおけば、もっと楽に速く帰って来れるのはわかってますが、バイク(オートバイ)にも乗って楽しみたいので、まぁこんなもんでしょうか。
なにはともあれ、事故もなく帰ってこれて良かったです。楽しかった!