シリンダーヘッドの取り外しは、4mini.netを参考に行いました。
最近は、ネットで何でも調べられるので楽ですね。

バラしにかかる前に、オイルを抜きます。ほとんど抜けてましたが少しだけ汚いオイルが残ってました。


プラグが付いていたので外しました。
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プラグの上にあるボルト(カバーボルト)を外します。
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このボルトで反対側にあるカバー(ヘッドサイドカバー)を固定しているのです。
このカバーがかなり固着していて、外れませんでした。マイナスドライバーとハンマーでなんとか。古い機械を弄るのは半分は固着との闘いですね。
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ヘッドサイドカバーが外れたら、その下にある2本のボルトを外します。
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ここはスンナリと。



次にシリンダーヘッドカバーを外すのですが、これまたカバーが固着していて叩いても外れません。
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先にカムシャフトからスプロケを外しましょう。


4mini.netにはフライホイールとカムスプロケットの位置を、クランクケースの切り欠きに合わせてからボルトを外すように書いてあるのですが、外すだけならどこの位置でも関係無いような気がするのですが?確認の為?
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組む時は、これでバルブタイミングを合わせるわけですね。



手でフライホイールを持って、スプロケのネジを外します。
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とりあえず、スプロケがはずれました。



これでシリンダーヘッドが外れるはずなんですが、これまた外れてくれない。10分くらい格闘してどうにか外れました。
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ノックピンのうちの1本がヘッド側に付いたままです。ロッキングプライヤで掴んで回してみましたが、ビクともしません。それどころか、ノックピンに傷が入ってしまいました。仕方なしにこのままにしておきます。
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それにしても、バルブが真っ黒ですね。



ピストンの方も・・・
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固着していた、ヘッドカバーはKTCのマイナスドライバーが、ボロボロになるくらい叩いてようやく外れました。
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使う予定の無いエンジンなので、気は楽ですがこの先結構苦労しそうです。
次はシリンダーヘッドの分解です。