前回、集団教習が修了したので、今回から自分で予約を取って教習を進めていきます。今回は第一段階の2時限目です。いよいよ教習所のコースを走行します。
教習原簿と配車票を提出後、プロテクターとゼッケンを付けて車両の所へ。
今日も頼むよCB子ちゃん。

サイクリングジャージの長袖を着ていたのですが、指導員が気付いたらしく、
「自転車乗るんですか?」
と。そしてしばらく喋ってました(笑)
「免許取ったら、バイクと自転車どっち乗るの?」
「バランス良く。」
みたいな会話の後、教習開始です。
まずは、コースの外周をぐるっと周回するだけです。3速まで使います。指導員の後ろに乗ってコースを回ってもらったら、今度は自分一人で走行です。1周してきたら指導員の前で停止するのです。
少し緊張ぎみですが、1速にいれたら、半クラで加速してすぐに2速・・・3速。特に問題ないのですが、徐行にも関わらずコーナーでアウトに膨らんでしまいました。400ccで初めてコーナーを曲がったのです。
「重さの感覚がわからない。」
200kg近くある車体をどのくらい倒せるのかわかりません。3週くらいして、ちょっとだけ慣れたような気も・・・ というところで、
「どうですか?」
と。
「めちゃくちゃ楽しいですね!」
まだまだ慣れませんが、巨体を操ってる爽快感がたまりません。これは自転車には無いわ。エンジン音もやはり最高。
で、
「じゃあ、もっと楽しいことしましょうか!」
「え??」
「スタートしたら、直線は3速まで上げて、停止箇所は2箇所ね。あそことあそこ。それと、向こう側にパイロンが並んでるでしょう?あのパイロンの間をジグザグ走行するんですよ。」
は??
「スラロームって言うんですよ」
し、知っとるわっ!
今日、初めて400ccでコースを走って、しかも3周だけ外周を走ったのみ。その僕に
スラロームやれと言うんですかぁぁぁ!!!
「じゃ、また後ろ乗ってもらって・・・」
モンキーでミッションは経験済みなのは伝えてあるので無茶ぶりされたのでしょうか。
指導員が説明しながら、軽々とスラロームをこなして要領を教えてくれるんですが、言葉ではわかるんです・・・
気掛かりは、車体の重さに慣れていないこと。曲がる時に、アクセルとスピードと重量のバランス。これをどう取ったらいいのか、まだわからないんです。車体を傾けるとすぐに倒れそうな気がして怖いのです。
「3速のままでスラロームね。それとブレーキを掛けるならリアだけにして下さい。減速すると車体が倒れるので、それを利用して曲がって、アクセルを開けたら車体が起きる。」
まぁ、そうなんだけど・・・。
とりあえず、転倒は避けたい。慣れていないけど、とりあえず走るしかありません。灰色の脳細胞をフル稼働して運転に集中します。
スタートしたら3速まで上げて~、コーナー曲がったらスラローム開始!パイロンのアウト側から入ります。
こ、怖っ!!
フラフラする。しかし、なんとか抜けた。一度走ったら少し落ち着いた。2週目も慎重に・・・。
ブレーキはリアだけ、あとはアクセルワークで・・・
何度かいい感じに曲がれた気がする。
しかし、最後から2個目のパイロンを倒してしまいました。
あぁ、緊張がMAX。
でも、3週目、4週目と繰り返す間にコツが掴めてきました。恐怖感も無くなってきた。
お、いい感じになってきたぞ。常に2個先のパイロンを視点に入れて、早めに姿勢を作るように心がけていればいける。アクセルを開けてバイクを起こして、すぐにリアブレーキを掛けて減速。同時に反対側に車体を倒す・・・
このスラロームが結果的に良かったみたいで、曲がるコツが掴めました。少々危なっかしい時はありましたが、格段に走りやすくなりました。このくらいの速度と回転ならば、アクセルを多めに開けても大丈夫。というようなことが周回をこなす間にわかってきて、全体的に余裕が出てきたので、速度も上がってきました。直線部分はガバッとアクセル開けてキッチリ40km/hまで加速してすぐにブレーキング。タコメーターを見る余裕はありませんが、いい音がしてる!!
あ~。これ気持ちいい。
もう何周したのか覚えてないくらいに周回しました。アクセルを開けた時のエンジン音、ブレーキの時に沈むフォーク。シフトチェンジで伝わってくる振動。
全てが楽しすぎる。
バイクってこんなに楽しいんや~。なんで今まで乗らなかったのか。
結構満足できるくらい走れました。注意されたことは、シフトレバーの下に足を入れたままにするのが癖なので、2回ほど指摘されましたが、それくらいです。
で、転倒も無く無事に1時間の教習は終了しました(○´∀`)ノ
次の教習まで少し時間が空きますが、待ち遠しいです。