最近は足の筋力を付ける為、筋トレに余念が無い自転車バカ一代です。
実は、上半身もセッセと筋トレしてるんですよ。会社に筋トレグッズを持って行ってあるので、休憩時間にやってます^^ まぁ、それは専ら肩凝り対策なんですが。
たとえちょっとだけの筋トレでも数週間も続けていれば、多少なりとも筋力も付いて来るもんで、その効果は登りのダンシング時に確認できます。踏むと同時にハンドルを引いてフレームを揺さぶる。腕からわき腹にかけての筋肉に渾身の力を込めて思い切り引きます。そうすると、明らかにタイヤが路面を転がる音が違うのです。そして、文字通り矢を射るような滑らかな加速!今日のジテツウで一瞬だけいい加速ができました。
「こいつ、こんな加速するのか!」
と思いました。でも、そんな漕ぎ方を持続するのはとても無理です。体力、脚力の両方が足りません。
そもそも、このZUNOW Z-1(ズノウ)は、ウチにある三台のクロモリの中では一番硬い。

それぞれの素材は、
VIVALO・・・タンゲ№1
ビアンキ・・・ハイテン鋼
ZUNOW・・・パイプ不明
ズノウのパイプは今だ不明ですが、
シートチューブは下にBBに近づくほど太くなるラッパ型。(ホーンシステム)

五角形のチェーンステイ(ペンタグラ)

これらの細工でかなり剛性がアップしてあるので硬くて乗り心地はよろしくない。生粋のレーシングフレームです。
ただ、コイツを撓らせて溜め込んだ反力はハンパない。たとえ登りでも重さを跳ねのけるほどのスムーズな加速!今日、その片鱗を見ました。名工と言われたビルダーが作ったフレームはやっぱり凄いわ。このフレームを速く走らせるにはどう踏んだら良いのかわかってきました。でもそれと同時に、コイツの真価を発揮させる自信も無くなりました。こんなの相当な脚力と体力がないととても踏み切れない。
でも、まぁ、どこまで踏めるのか貧脚なりに頑張ってみましょうかね~。
あっ、でも登りは遅いんで見つけても追いかけないで下さいね(笑)