まずは、これまでの経過を。


フォークに圧入されているフォーククラウンと壮絶な戦いを繰り広げた、自転車バカ一代。

最終兵器の専用工具をポチッとしました。
フォーククラウンリムーバー
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予想外の出費です。まぁ、その分フレームが激安でしたが。



で、これをフォークにセットします。ネジでガッシリ固定できるので安定感はバツグンです。
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あとは、締めこんでいくと、工具のテーパの部分に沿ってクラウンレースが浮き上がる仕組みだと思うのですが、工具の先端が入り込む隙間が全くありません。




そこで、この状態でフォークを逆さまにして、ゴムハンマーで何度も叩いてみました。しっかりホールドされているのと、叩きやすい形状なので効率良く衝撃が伝えられます。




ガン、ガン、ガン・・・  っと。




そして、ようやく





抜けました。
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写真暗くてすみません^^;



あ~、長かった C=(^◇^ ;



一気に不安が激減しましたね。これで先へ進めます。フォークの塗装が励ましたが、気にしない。

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外れたところで、クラウンレースが付いていた部分の外径を測ってみると、
27ミリ・・・。



あれ?




アサヒのホームページによると、
1インチのヘッドパーツの規格は下記のようになってます。
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クラウンレース部分の径が27ミリってことは、JISの規格になります。BBはイタリアン規格。ワンを外した時にヘッドの内径を測ってみたら30.2ミリでイタリアン。なのにクラウンレースだけJIS?



ナンデや?



色々と調べてみた結果、わかったことは、
・BBがイタリアン、ヘッドチューブがJISというフレームは存在する。(逆もあるのかな?)
・古いフレームなどはヘッドチューブ内径が変形していることがある。
・ヘッドチューブ内径の変形を考慮して、ワンだけイタリアンを使用することもある。
φ(゚ー゚*)フムフム

前回の記事でワンの径が30.2だと書きましたが、改めてヘッドチューブの内径を測定してみると、やっぱり変形してました。わずかに楕円になっているんですよね。
それにしても、フォーククラウンが27ミリということは、JIS規格で間違いないのでとりあえず、ヤフオクでやっすいJISのヘッドセットを落札しておきました。もう発送してくれたので週明けには手元に届くと思います。

ワンとヘッドチューブの嵌め合い具合は現物で確認したいと思います。初めての作業で変形も有りということで、ちゃんと組めるのか不安がまだ残りますね。

なかなか一筋縄ではいきませんね~(ノo`)

でも、ちゃんと組んで乗ってやるぞ。ハイテン鋼のビアンキ君。
(た、多分ね・・・)