今週は膝の調子がイマイチだったので、通勤ではゆっくりと、ローラーも回さずに過ごしたので、今日は回復走で小さい峠を二つ走りました。回復走なのに、峠を走ろうというのは、先週思いついたダンシングを試してみたかったからです。
●小峠一本目
さて、どこを走ろうかといつも迷いますが、前記事でも書いた先週走ったコースをもう一度走ってみる事にしました。ただ、地図を見ていると、もっと更に南から峠に入れるようで、先週よりも少し距離を伸ばしてみました。
雨上がりの翌日は風が強い。足も鈍ってイマイチだし、ユックリと南下してきました。

ここから、山の中に入ります。いい感じの雰囲気です。国道、府道沿いで走行中に聞こえる人工的な音から一転して、鳥の声や風の音、水の流れる音・・・ 自然の音がメインに変わります。そして、走行する斜度に合わせて変化する自分の心拍と息遣い。なんだか走ってる実感が凄く湧いてきて気持ちいいです。
しばらく登って行くと、分岐があって、不動川(ふどうがわ)方面に向かいます。

ここから1キロか1.5キロくらい激坂です。前日の雨で路面がウエットでしかも落ち葉が多数地面に落ちていて、トルクを掛けるとスリップしてしまいます。かといって力は抜けない難しいコンディションです。急坂を登ったあとは、これまた急坂下りで慎重に下りていきます。
●思いついたダンシングを試してみた
下りきると、あとは前記事と同じです。山の中にある公園でパチリ。

ちなみにここで人を見かけたことがありません(笑)
ここからまた、しばらく登りです。斜度はそこそこ。
先週、緩い登りでダンシングしていた時に、踏み込む強さとタイミングで
「おっ?」
という感覚があったので、今日は思う存分試してみました。平日はずっとアルミフレ
ームに乗っているので、感覚は少し違うのはわかっていました。アルミだとギュン、ギュンという感じでペダリングに加速が追随してくる感じが、クロモリだともう少しだけマイルドな感じに。といっても剛性重視のフレームに硬いホイールなので、フニャフニャでもないですが。
踏む瞬間はクイックに素早く強くトルクを掛ける。タイヤが路面を蹴る音を聞きながら、一回の踏み込み分の加速が終わるタイミングあたりに、次のペダリングを入力する。すると割と気持ち良く進んでくれるような感じがします。立て続けにハイケイデンスで踏んでも進みが悪いような気がするんですよね。技術が無いのかも知れませんが。
クロモリ特有の、少しフワンフワンとしたリズムに、ペダリングの入力をうまく合わせると凄く気持ちのいい瞬間があります。ただ、このフレームの場合、フワンフワンとバネ感を発揮させるには、そこそこの脚力が要りますね。強く踏まないと撓って(しなって)くれないのです。脚力不足の自分には、もっと柔らかいフレームの方が合っているのかもしれません。硬いとせっかくのシナリを利用できませんからね。
余談ですがクロモリ乗りの方のブログを読んでいると、クロモリのバネ感を利用してカーボン顔負けのヒルクライムをする人もおられるようで、なかなか奥が深いですね。そこまでの境地にはとてもなれませんが。
フレームをしならせてやろうとガンガン踏んでいると、すぐにヘタってしまうので、踏む以外に体重と上半身も総動員して登りのリズムを掴もうと、楽しく試していたら無酸素領域に入って、息があがってしまいました(笑)
とりあえず今回わかったのは、もっとフレームをしならせてやらないと、クロモリの本領を発揮した登り方はできないということくらい。バネ感を利用できないクロモリフレームはただのオモリです( ̄ω ̄) コイツを乗りこなすにはまだまだ脚力アップと技術が必要です。修行が足りません^^
随分とメンドウなコトをやってますが、しかしコレがどう踏んでもすぐに反応してくれる軽量高剛性には無いクロモリの醍醐味でもあります。単に乗り心地だけではなくて、加速装置を内臓してますからね。
●小峠二本目
ジャジャ馬を操って頂上に着きました。

蒸し暑い~。写真撮って早く下りたい~。
下ってしばらく平地でクールダウンしてコンビニに寄ったらまだ20キロ。時間もまだ9時半。もうちょい走りますか~。と出発したら相方からメールが。
一旦帰宅して、再度出発しました。
すっきりしない天気で風も強いですが、結構走ってる人多かったです。皆好きね~(*^^*)
2本目はこれまた最近走った高船~天王地区へ。

やっぱり雰囲気いいわ。ここ。


この集落内で違うルートを見つけたので、明日くらいに走ってみようかな。
なんだかんだで65キロ。最近ではよく走った方です。
またロングライドに行きたくなってきました~。^^