前回からの続きです。
ミッション4 セコイヤ並木
余呉湖から戻って、賤ケ岳隋道を目指します。それほど距離はありません。トンネルの手前に集団がいました。

トンネルを抜けるといつも通りの絶景が待ってました。琵琶湖の最北端です。ここで写真を撮るのは定番ですね。しかしここで時間は既に午後3時。途中の散策と長浜からの強風で大幅に時間を費やしました。
こりゃ帰るのが遅くなりそう。
でも、今日は時間の制限がありません。別に日が変わる頃に帰宅してもいいのです。焦らず着実に進みましょう。
本来なら湖北の良い景色をマッタリ楽しみながら走れる塩津街道と海津大崎。でも今日は長くて辛い道に変貌してしまいました。持病の右膝痛まで出てきてしまった。
しかし、北西の風ということは西に向かう時も向かい風です。本来なら最も景色の良い湖北を楽しむところですがそうもいきません。さて、いよいよ最後のミッションであるセコイヤ並木を目指さねばなりません。今回初めて訪れます。ほぼ湖西に近づい
たところで地図を確認。
確認・・・。
か・・・。
地図がナイ。
そもそも各ミッションごとに地図をプリントアウトして持っていたのですが、いくら探しても3枚しかなく、最後の1枚が見当たりません。途中で落としたのか、持って出るのを忘れたのか・・・。(家に帰ったらありました^^;)これで最後の目的であるセコイヤに行けなくなってしまいました。
ミッション・インポッシブルか。( ̄ヘ ̄メ)チッ
頭の中にはこんな風景が浮かんでいたのに・・・。

しかし、同時にこの強風の中を更に西に進まなくてもいいという安心感で割とアッサリ諦めて帰路につくことにしました(笑)
そうと決まれば、後は南へ下るだけ。帰路は追い風のハズ。
黙々と走る折り返しの湖西
ビワイチの時はいつもそう。楽しいのは湖東から湖北を回ったあたりまでで、湖
西からは黙々と走るのみ。風は少し弱まったものの、追い風というか横風で足にかなり乳酸が溜まってしまって右膝もイタイ。
そこでしばらくは速度低下のインナー縛りで負荷を少なく、クルクル回して血流を良くして疲労物質を流す作戦でゆっくり走りました。30分くらいやって回復したらアウターに上げて、辛くなったらまたクルクルと・・・。そんなことを繰り返しながら、どうにか新旭日風車村。

向かい側の歩道に座り込んでストレッチとマッサージ。
ここから先も軽負荷のクルクル作戦で徐所に足が回復してきました。そしてR161に出たら、ようやく追い風!ここぞとばかりに風に乗って35km/hまで上げて今までの遅れを取り戻す。チョー気持ちいい!
途中の白髭神社で写真を撮ろうと思ってましたが、足がよく回っているのでそのまま通過。そのまま30km/hオーバーの勢いでローソン志賀北小松店へ。

ここから市街地に入ります。25km/hくらいに落ちましたが、自分としてはいいペースです。しばらく市街地を走ると左側に自転車道があります。

この道はとにかく黙々と走るしかありません。何の楽しみもありませんが、唯一、途中にヤギがいます。

特に癒されませんが、草を食べる姿を眺めて無の境地になります。(←疲れでおかしくなってます)
湖西線の駅を次々と通過して琵琶湖大橋が近づいてきたことを実感。そしてまた市街地に入ります。足(特に膝)もってくれよ~
すると前にロードが見えてきました。私服にフラットペダルにカバン。学生ぽい。ちょうどいい速度。これは(勝手に)後ろに付かせてもらおう。
人の後ろにつくと、やっぱり相当楽です。全然違う。ビワイチも複数だと快適でしょうね。このロード乗り、途中で後ろの気配に気付いたのか猛ダッシュで遠ざかっていきました。もちろん追いかける足はありません。まだ家まで距離あるしね。
で、ようやく琵琶湖大橋の西詰めに着きました。

既に7時。暗くなってます。ここ
から完全に夜間走行。
近江大橋で8:00

もう足が限界。
そして唐橋に戻ってきました。

もうちょいです。でもここからどこを走って帰ろうか。ルートは二通りで平坦で距離の長い府道3号線(朝通った道)、もう一つはおなじみ猿丸神社の峠超え。結構な激坂です。走行距離を伸ばすなら前者ですが、もう早く帰りたかったので夜中の峠越えにしました。足もつんかな。
ライトをダブルにしたお陰で良かったです。バイク並みの明るさで走行できまし
た。ただ、夜9時くらいの峠越えはやっぱり怖い。山の方で変な音聞こえてるし。車はあまり通らない。そしていよいよ勾配がきつくなったところでダンシング。膝痛くならないでね~。
で、半分登ったところで、どうしたことか急激な空腹感が。自分でもびっくりしました。突然、腹が減って仕方がない。
たまらず勾配の緩いところで止まって最後の補給に持っておいたカロリーメイトを食べるんですが、あまりの空腹に袋を開けることさえ待ちきれずに口に入れるありさま。そして、まだ口の中にあるのに更に詰め込む。どうしたんだオレ。とにかく2個連続ほお張って水を飲んだら落ち着いた。あぁビックリした。しかし、一番ビックリしていたのは対向でやってくる車の運転手だと思う。
暗闇の峠の真ん中で、何かをムサボリ食っている自転車野郎。怪しいことこのうえない。でもここまで来たらもう大丈夫。無事に頂上につきました。

ココから寒さに耐えて、淡々と走って無事に帰還しました。(ノ^ω^)ノ♪
計算外もかなりありましたが楽しかったです。それと、帰ってからの200キロ超えの後のビールは最高です。100キロ越えのビールの2倍美味いですね。


走行距離 265km
走行時間 16時間5分
平均速度 23.4km/h
最高速度 43.2km/h
色々反省点や気付いたことなど書こうと思いましたが、
次回の記事にします
(まだこのネタで引っ張るか・笑)
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