クロモリの組立て、調整ができたのでポジション出しの目的で近所のポタリングへ出かけました。トラブル対応の為、いつもは持たない量の工具をバックパックに背負って朝7時にスタート。
今日は雨予報なので、早めに出て早めに帰る予定。少し走っては止まってサドルやらハンドルの位置調整を詰めていきます。
ポジション考察
今回組んだクロモリフレームはサイズが小さい上に、シートが少し起っています。角度はよくわかりませんが、以前に乗っていたTTと同じような感じなので74~75度くらいなのかな?そのせいで楽なポジションが出にくいです。ステムを90→110に変更してサドルを一番後ろにセットして、しかもサドルの一番後ろに座ってみた。これなら漕げそう。好きなポジションではありませんが、乗れないポジションではないし、これで慣らすとしますか。
峠へシェイクダウン
ポジが出たところで空を見上げてみると、雲は多いものの、まだ雨が降るような空じゃない。
「シェイクダウンがてらに、ここ最近走ってる峠をこのフレームで走ってみるか!」
コンポはアルテグラと同じ11sでさほど変わらないし、ホイールは前から使っているアルテグラ。(ちなみにタイヤはチューブレスではありません。大穴が開いてパンクしてからクリンチャーに戻ってます^^;)
よって、純粋にカーボンフレームのFELT F6との比較ができます。今までポタ程度にしか乗っていなかったクロモリの乗り味を、今日は存分に見せてもらうとしよう。
●フラット
いつも通り峠へ向かうまではしばらく平坦区間。ちなみにペダル込みの重量は9.8kg。でもフラットなら重量はあまり関係ありません。いや、少々重い方が巡航は楽ですから。振動の吸収はやはりバツグンです。久しぶりに乗ったので感覚を忘れていましたが、乗り心地が良すぎて一瞬パンクしたのかと思いました^^振動が丸くなるような感じです。
●緩やかな登り
そして、コースは緩やかな登り区間へ。ここでもさほど辛くない。ケイデンスを上げれば重量のハンデは小さくできるので、足に重さによる負担を感じないところまでケイデンスを上げられるのなら、少しの登りくらいは問題ないでしょう。
●本格的な登りへ
緩やかな登りを終えると、家は無くなり本格的に山の中に入っていきます。そして勾配も本格的に。ここからはダンシングの出番です。いつもと同じようにハンドルを引くのと同時にペダルを踏むという動作をシンクロさせながらリズム良く登ってみる。
「思っていたより重くないな・・・」
まずハンドル幅を390→420に変更したのでフレームを振り回しやすくなった。これで以前よりだいぶ改善された。あと踏んだ後の失速感は想像していたよりも少ないです。むしろカーボンよりも良い?
踏んだ瞬間の感触は、僅かな感触ですがフワッ、フワッって感じです。ステムまわりの剛性が少ないのと、フレームを振ったり踏んだりした瞬間にフレームがしなるので頼りない感じになります。
なので、休むダンシングでゆっくり踏んでいる分には、カーボンやアルミと何も変わりませんがしっかり進ませようとすると、柔らかい反応で帰ってくるという感じでしょうか。遅いとは思わないけどアルミほどのしっかりした感じはありませんね。

頂上まで登ってきた。感想としては、
「カーボンで登るのとあまりかわらないな~」
重量にして、1キロ少し重い。しかも工具を背負っているので荷物も重いんですけどね。
●下り
下りはコワいです。FELTの異型ヘッドと太いフォークの組み合わせと比べると明らかに剛性不足で下りコーナーでの踏ん張りがききにくいです。不安定でしっかりハンドルを握っていないとフラついてしまいそうです。
総評

平坦が楽なのと、登りもさほど辛くないし、下りはあまりスピードを出さないので、クロモリで十分走れますね。(30年前のフレームですけど)ロングでも走れそう。というよりこっちの方が楽でしょう。あんまりガンガン踏まないし、チンタラ走るだけですからね。
ということで、カーボンのFELT君はしばらくローラー台の上に鎮座してもらうことにして、メインに乗るのは鉄にしようかと思います。
次期カーボンフレームもずっと考えているのですが、鉄のオーダーにしようかなぁ・・・
このビバロを相方用のクロモリにして、自分にサイズの合った鉄フレームをオクでゲットするとか・・・
妄想は尽きませんな!(笑)
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