今日は天気も良く、風も少なめで絶好の自転車日和。しかし、ここ最近の寒さのせいか、相方は脚のアチコチが痛いと言うし、こっちも膝が完全に治っていない。それでも普通には走れるものの、春になったら今以上に走りたいし、しばらくの間は、好きなアップダウンコースを封印して、平坦をポタリングをすることにした。このブログのタイトルにもよく合っているし。
というわけで、今回もパン屋さんを求めてフラフラと出発した。先に結果を言っておくと、無事に着いてパンをゲットできた。定休日も確認したし(相方が)、やればできるのである。
今日の目的地は、精華町(せいかちょう)というところにある「ラ・テール・ドール」というパン屋。結構な人気店である。
精華町は毎年クリテリウムが行われており、今日もそのコースの一部を走行する。クリテとはいえ、登り下りがあり結構ハードなコースだと思う。ちなみにクリテリウムは怖くて出る気になれない。
とりあえず、先週と同じように出発し木津川CRを南下。

途中でCRから外れ、精華大通りを登って行くと目的のパン屋がある。

パンを9個ゲットしたが、画像は動画の方で確認を。(笑)
一応、一つだけ。

名前を忘れたが、バターと餡子のサンド。味が想像できなかったが、食べて見るとこれが美味い!バターと餡が絶妙に合う!他のパンも全ておいしくて、外れが無い。また来ようと思う。
今日のポタ目的はパン屋の他にまだ一つある。それは
相方のダンシング問題。
相方は登りでも基本的にシッティングばかり。ダンシングを取り入れた方が筋肉を使い分けるので、脚の負担が少なくて済む。ハイケイデンス好きならともかく、アップダウンのある山を走るなら必須のテクニックである。しかし、なんでやらないのか?ある会社の帰りに考えた。
何故、ダンシングせずにシッティングが多いのか?
それは、
ダンシングしても楽だという実感が無い。ということではなかろうか。そこで、いつもの相方のダンシングを真似て走ってみた。いつも見ているのでどんな風にやっているかくらいはわかっている。
すると、
やっぱりな・・・。
相方のやっているダンシングだと、脚の荷重が抜けておらず、脚が休まっていない。
ダンシングしても楽じゃない→やらない→脚が辛くなる→ますますやらない
という悪循環になっている。
ただ、相方に説明するのは難易度がかなり高い。あれこれ言葉を選んでも、
「よくわからーん」
見た目は大人、頭脳は3歳の相方。今まで何度説明したことか。
そこで、今回はかなりシンプルに解説することにした。
自転車を漕ぎながら、
「まず、左右のペダルを地面と水平にしてみて。」
「こう?」
ペダルを3時と9時の位置にセットしてクランクを止めて惰力で走ってもらう。
「ほんで、今、右足が前にあるなら、右のペダルの真上に自分の上半身を持ってくる。当然、前のめりで右側に上体が振れる。その位置から体をストンと落とすだけ。そうすると脚に力入れなくても、体重だけでペダルが回るやろ?」
「 ・・・ なるほど~」
「後は、それを交互に繰り返すだけ。体重移動を左右に繰り返して、自分の体重だけでペダルを回す。できるだけ重いギヤで、できるだけゆっくりと。」
しばらくやってみてコツが分かってきたらしく、
「これ楽や~」
ちょっとした坂を利用して練習。
「体重をフルに使って漕いだら、脚の筋肉は使わなくて済むやろ。もっと正確に言うたら、シッティングで使っている筋肉を(ダンシング中は)使わなくて済むから、その間は疲れた筋肉を休ませることができる。」
「今までのダンシングは何やったんや~。
はよ教えろや。」
「何回も説明してるけどな~。」
「相手が理解しないのは、教え方が悪いからや。」
どっかの企業の偉い人かいな・・・。
体が左右にブレて動きがぎこちないけども、今日は、荷重移動で自転車がよく進められるということだけ体で覚えててもらう。後々にフォームを整えよう。
「信号待ちとか低速から加速する時も、ダンシングを使えばええねん。その時も体重を使うようにして、脚の筋肉は最小限で使う。」
今日は相方は終始、ダンシング時に荷重移動をやっていたようで、いつもより楽で脚も痛くならなかったらしい。向かい風でもペースが良かった。あと、シッティングもサドルの座る位置でペダリングしやすい場所を見つけたらしく、
「サドルはもう少し前の方が回しやすい~」
と言ってきた。
自分からポジション変更を言ってくるとは、なかなかの進歩である。
という訳で、今日はたった30キロのポタだったが、パンの他にも収穫があって良かった。しかし来週はまたヘタレに戻っているのかも(笑)