今日は、相方と少し遠出するつもりが脚の調子がイマイチらしく、ソロで走ることになった。結局、正月ライド皆勤賞。
ではさっそく本題の記事に。
我々の生息地である京都府の南部地域は、滋賀、三重、奈良、大阪の県境にあるので時間を掛けずにこれらの府県にアクセスが可能である。普段の定番コースは別として、この地の利を活かして、夏は割りと涼しい滋賀県がロングライドのメインフィールドとなることが多い。季節が変わり、気温の低下と共に走行コースが南下して、冬の季節は奈良県にお世話になる機会が増える。
ということで、奈良県へ。
今日の走行コースの予定は、
自宅~桜井市(奈良県)~初瀬ダム~布目ダム~笠置町(京都府)
およそ110kmくらいになる予定。バタバタして出発が少し遅くなって9時ごろ。
まずは、府道70号線、R24を走って南へ。今日は比較的暖かい予報だが、朝はまだ寒い。
しかし風も穏やかで絶好の自転車日和である。
しかし風も穏やかで絶好の自転車日和である。
順調に走って、奈良県入り。

R24→R369→R169と道を乗り換えつつ天理市で休憩。

更に南へ下るとR165が現れるはず。しかし結構長かった。交通量が多くて、狭い道に疲れ始めたころ、ようやくR165に出た。

やっと、走りにくい道から解放される。
このR165を走るのはちょうど1年振り。

前回は奈良県吉野まで行き、帰りにこのR165を東へ走り、宇陀(うだ)という所でR369を北上するルートを走った。しかし今日は県道38号線で北上するつもり。googleストリートビューで見た感じでは良さそうな道だった。
確か、初瀬というところで、その38号線に入れるはず。すぐに現れると思っていたが、結構走った。そして、
あったあった。初瀬。

はつせと読むのかと思ったら、はせらしい。ここで38号線に入る。
長谷寺(はせでら)というお寺があるらしい。初詣客が結構多かった。



38号線に入ってからこの長谷寺を通り過ぎるまでは、風情のある良い町並みだった。古い町並み、小さな旅館、昔ながらの書店、米穀店など、年季の入った店が軒を連ねている。加えてこの道の両脇に並ぶ、古風な住宅家屋の統一感が、この初瀬の心落ち着く雰囲気をより一層引き立てている。ここに住んでみたとしたら人間が穏やかになりそうだ。
ゆっくり商店街を見ながら通り過ぎると、いよいよ山の中に入り、ヒルクライムの開始となる。頑張って登ろう。

しばらく行ったところで初瀬ダムを発見。

ここから更に登って行く。下調べによると登りが6~7キロつづくようだ。おそらく30~40分くらい登り続ければ、ピークに達するはず。
アップダウンがあったものの、激坂はなく淡々と登ってこれた。都祁村に着いた。難しい漢字だな。帰ってから調べたらつげむらと読むらしい。

ここから延々と下りになるはずである。この都祁から下ってすぐに針テラスという道の駅があるので、そこで休憩を取ることにする。
着いた。針テラス。

この道の駅に隣接するコンビニに暴走族と思われる集団が集まっていた。およそ100台くらいいるだろうか。パトカーもいて物々しい雰囲気だ。よっぽど写真を撮りたかったのだが、
なんじゃおまえ

と、ゾクのお兄さん達に絡まれたら嫌なので止めておいた。
この針テラスは以前に相方とライドで来たことがあって、買ったばかりのアイスクリームを道に落とすという事件を起こしてくれた場所だ。
ここでそれなりに食事を取りたかったものの、時間がちょうど昼時で混雑中。パンだけ食べて即出発。ここから布目ダムを目指す。R369から県道25号線に入り、道なりに下って行けばダムに着くはず。
この25号線はR369のすぐ東側にある道で車は国道を走るので、この道は車の往来がほとんど無い。凄く快適。ただ、県道のせいか道の整備がイマイチで窪みや段差が多いので気を使う。

延々と下るとやがてダムの周回道路に入り、布目ダムに着いた。

今までに、ここへ2度くらい来ようとして、いずれもキャンセルしているので、これで初めて訪れることができた。
外から写真だけ撮って、先へ行こう。
更に下って行くと、県道4号線に出る。

柳生の里(やぎゅうのさと)を経由して、

どんどん4号線を下り、京都府に入って笠置(かさぎ)へ。

ここまで帰って来ると、わくわくする楽しみはもう何もない。淡々とペースを刻んで自宅を目指すだけ。

R163、R24と走って3時ごろに帰宅した。
走行距離113キロ。久しぶりに100キロ超えで楽しかった。