一昨日、昨日とソロでライドに出かけているにもかかわらず、携帯を忘れたりして写真を撮れなかったので走行の日記を書けず、少々テンション下がり気味の自転車バカです^^;
代わりに・・・ といってはナンだが、ちょっとゾッとした記事をアップ。以前にも記事に取り上げたかもしれないが、自分への戒めというか忘れないように。
というのも、先日、相方の前バイクとなったフジのパーツを一部組み替えた。その時にハンドルも違う形状のモノに交換して、完成状態で部屋に置いてある。で、今日何気なくフジを触っていたら、カクン・・・、カクン・・・ という微妙なガタつきが手に伝わってきた。
ん?なんだ?どこから振動が・・・?ホイールのクイックが緩んでるのか?締め直したが変わらない。もしや・・・ 前ブレーキをかけたまま、前後にゆすってみたら、カクカク・・・。
あぁ、これか!
ガタがあったのはココだった。

ステムとヘッドパーツの間に微妙な隙間があり、ガタが発生していた。締め付けが甘かったのかと思っていたら、スペーサーとコラムの差が少なくて(3ミリ以上必要)締めているのに隙間が埋まりきらなかったようだ。
ちなみに確認の方法は、この部分に指を当てて、フロントブレーキを握ったまま自転車を前後にゆすってみたらすぐにわかる。

これは、ゾッとした。
この状態で峠の下りを走行していたら・・・、 走行中にフロントホイールがあらぬ方向を向いてしまい、転倒するという可能性も。
途中で走らなくなってもどうというこはない。でも途中で止まらなくなった、曲がらなくなった、勝手に曲がった、ということになると大事故になりかねない。
そこで、曲がる、止まるという観点から、何処に負荷が集中しているかという目で各部を追いかけていって確認をしている。下り中などでブレーキングの時に負荷が集中するのは前途したコラムの部分。ブレーキングすると乗っている人の体重と車重によって発生した負荷を、この部分で全て受け止めることになる。しかも多数の部品が集中し、かつ駆動する部分なので、各々の部品が複雑に関連しあっている。
だから、この部分にはいつも神経質になっている。はずだった・・・。
以前は走行前に点検箇所の一つとして必ずチェックしていたものの、最近は怠って、確認しないまま走り出すことが多かった。
あと、ブレーキキャリパーのワイヤーを留めているボルト。

ブレーキレバーを握った瞬間にここが外れたとしたら、一瞬でブレーキが効かなくなる。他の部分も定期的にチェックしないとダメだけど、毎日は無理なので、最低限ここだけは見る。なにしろ簡単にスピードが出ちゃう自転車だから、少し神経質なくらいがちょうどいい。
自転車を作る人、整備する人、乗る人。自転車に関わる人が皆キチンとやれば、機材のトラブルによるリスクはかなり減るんではなかろうか。これからまた乗車前点検は必ずやろっと。明日からまた乗るんだし。