こんにちは!N4GYMの白岡です。
今回は非糖質系甘味料のお話です。
糖質系甘味料
ー人工甘味料(1)
ー天然甘味料
ー科学的に合成されたもの(2)
ー抽出または濃縮されたもの(3)
非糖質系甘味料
ー人工甘味料(4)
ー天然甘味料
ー抽出または濃縮されたもの(5)
前回の続き、4から説明していきます。
(4)
・アセスルファムK
砂糖の約200倍の甘みがあり、カロリーは0です。
熱、酸、酵素に対して安定する、水やエタノールなどによく溶ける、
ほかの物質と反応しにくい、という特徴がある。
メーカー側からするとコストも抑えられるし、扱いやすい(加工しやすい)甘味料です。
しかしそこが問題でもあります。
具体的な症状や研究結果は出ていませんが、
体内や環境の影響で分解されないため、
排出された後は地球上に残り続けてしまいます。
・アスパルテーム
砂糖の約200倍の甘みがあり、カロリーは4㎉/gです。
つまり砂糖1gとアスパルテーム200gは、カロリーが同じということになります。
このことから食品では実質のカロリーオフに関与しています。
日常的に摂取することで、
血糖値のコントロールができなくなる耐糖能障害を起こす可能性があり、
糖尿病、心疾患のリスクが高まります。
アスパルテームの化学構造を少し変えて作られた甘味料の
ネオテームやアドバンテームも同じ。
ネオテームは砂糖の1万倍の甘さ、
アドバンテームは砂糖の2万倍の甘さがあります。
・サッカリン
砂糖の200~700倍の甘みがあり、カロリーは0です。
異性化糖(1)と一緒に使用されることが多い。
アセスルファムK同様、研究結果がないものの、安全性も明確ではありません。
果糖(フルクトース)の摂りすぎには、注意が必要です。
(5)
・ステビア
南アメリカ原産のキク科の植物から葉から水で抽出・精製された物質で、
砂糖の50~350倍の甘みがあり、カロリーは4㎉/gです。
肝臓で分解されることもなく、腎臓から尿としてそのまま排泄される。
元は薬草として利用されており、
血糖降下作用、降圧作用、抗炎症作用、
抗腫瘍作用、止瀉作用、利尿作用、免疫調節作用があるとされているが、
いまだ研究段階のため積極的に摂る必要はないです。
・カンゾウ
マメ科の植物であるカンゾウの根を乾燥したもので、
エキスや粉末が甘味料として使われる。
砂糖の1~1.5倍の甘みがあり、カロリーは4㎉/gです。
(甘みが強いので実質的なカロリーオフに関係している)
また生薬としても使われており、
抗炎症作用、鎮咳作用、免疫調節作用、ウイルス増殖抑制作用がある。
(4)のような非糖質系甘味料ー人工甘味料は、
メーカーがコストダウン&カロリーオフで印象を良くするために
開発された甘味料です。血糖値はほとんど上げず、カロリーもほとんど無いですが、
砂糖よりもインスリンの分泌が多い為、体の機能の乱れが発生する可能性があります。
また、意図せず摂取を続けていると気づかないうちに、
味覚(甘みに対して)が麻痺してしまうので摂取される際は、気を付けましょう。
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