SINPO 55555 | N360の部屋

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昭和の名車(笑)NⅢ360を楽しんでます。

実はクーガ2200は10年ほど前にヤフオクにて当時の思いを再現したく入手しました。

入手後時々短波放送を楽しんでましたが、いきなりMWの受信ができなくなっちゃいました。

困ってネットで回路図を含めたテクニカルガイドを入手して原因を追求します。

色々考えた結果中間周波数の不具合と判断して地元老舗の電子部品店で部品入手し無事復活となりました。

その後も時々取り出しては楽しんでました。


最近クーガ2200を含めたラジオ価格が随分高騰の模様です。

折角ですから一回オーバーホールでもと思い修理をされている方とコンタクトを取りました

各バンドの感度再調整/目盛り校正のOHでしたら程々の費用でできる様です。

私でもある程度は出来そうですが、やはり修理されている方に見て頂いた方が絶対的な性能評価をして頂けるのではと思います。

早速クーガ2200を発送します。

短波/MWについては問題無く調整/校正が出来た様ですがFMに問題発生の様でノイズが発生気味で感度も低い様です。

私も若干その傾向はある様に思ってましたが修理に思った以上の費用が掛かるようです。

仕方なく今回はFM修理は無しとしようと思い連絡しましたが、何とか修理費用は若干UPしましたが何とか修理して頂けました。

無事OH完了です。


そうなるとちょっと盛り上がっちゃいました。

当時クーガ2200の場合オプションのラインナップが色々有りました。

その中で最も欲しかったのがアンテナカプラーのRD-9160です。

これは受信周波数毎にアンテナとのマッチングを調整して最適化やイメージ(オバケ)対策ができる様です。

今でもヤフオクでも時々見掛けてましたが、これを機会に(?)ゲットしちゃいました。

当然アンテナカプラーをゲットしたならアンテナも必須です。(おいおい大丈夫?)


短波受信はロングワイヤーアンテナが一般的ですがマンション住まいですからちょっと厳しく、探してみるとバルコニーの設置可能な垂直アンテナを見つけます。

アペックスラジオさんの303WA-2長中短波受信用アンテナです。


受信周波数も30kHz〜30MHzとジャストマッチですが問題はラジオとの接続です。
アンテナ出力ですがBNCコネクターで50Ωのローインピーダンス(高周波抵抗)ですが、クーガ2200への入力は高めの600Ωの2線式平行線のハイインピーダンスです。
このままでは折角の受信した信号がアンマッチングで戻ってしまうそうですが、そこは餅は餅屋でちゃんと対策が用意されてます。

これでインピーダンスマッチングとコネクター形状変更をしてくれます。

これで中学生当時に実現出来なかった理想の環境が整備出来ました。


さあOH完了のクーガ2200とアンテナ/アンテナカプラーを接続して受信してみます。

ん〜 ビックリするぐらいの受信感度です。

OH/カプラーの効果も有りますが驚愕なのはアンテナの効果です。

自作マフラーでもそれなりの効果は得られますが専門家がちゃんと設計したマフラーの様な驚愕の効果で正に快感です。

現状の日本語放送局はほぼ受信できますし、今まで受信出来なかったアマチュア無線の交信までクリアに受信できます。

7MHz帯SSB交信は出力も小さく今までは全く受信できませんでした。

又問題のFM放送も今まで聴けなかった愛知のZIP-FMまで受信可能となりました。


正にSINPO 55555の環境を50年ぶりに達成出来ました。


でもちょっと凝りすぎですね😇