ギア比決定

ギア比を決めなければいけません。
先ず結論ですがドリブンはノーマルの45Tで、プライマリは通常手に入る最もハイギヤード設定の21Tで行こうと思います。

◆理由１
プライマリチェーンのたるみを取る為にテンショナーがついています。

(左側が5速に入ってたので、右側がN360に入ってたテンショナです。

ローラー部分の外形が全く違います。)
ノーマルでもチェーンとの接触によりローラーゴムの摩耗が発生したり、プライマリギア交換に伴いホルダーの加工が必要となります。

しかしこの加工をすると強度的にかなり不安があるそうです。
急激なシフトチェンジに伴いチェーンの弛みや張りによりテンショナーに負担が掛かり簡単に破損してしまうそうです。
所が21T/45Tの組合せではチェーンの長がマッチして、テンショナーを外せちゃうそうです。
不安な要因が無くせるメリットは大きいかなと思います。

◆理由２
N360のノーマル4速ではプライマリ21Tでは大き過ぎるようです。
全ギアのギア比が24%UPしてしまい、今回の450仕様ではパワー不足でかったるい走りになってしまうそうです。
やはりお勧めの19T/44Tの18%UP程に抑えた方がパワーとのマッチングが良いそうです。
しかし今回は5速ミッションですから4速とは各段のギア比が違うので、考え直す必要があると思います。
先ずは5速に19T/44Tの場合を考えてみます。

ノーマル4速の点線と比べると実線の5速の1/2速が僅かにハイギヤードされ、3速がどうしが同じになります。
逆に4速はローギヤード化されてしまいます。
勿論5速があるので最高速は確実に4速を上回ります。

次に今回組込む21T/45Tです。

より1/2/3速共にハイギヤード化され、4速どうしがほとんど同じになります。
今回450仕様でパワー/トルクがアップするので、1～4速は回し切れるんじゃないのかと言うのが私の予測です。
但し決定的な問題は5速ギアは4速ミッションの4速と全く同じギア比なので、4速ミッションに21T/45T組んだのと同じになっちゃいます。
つまり450仕様では5速で回しきれない可能性が高いんです。
しかし4速ミッションに比べ各ギアのつながりは良くなるので、実走行では大きなデメリットにならないのではと考えています。

以上の理由で今回は21T/45Tで行こうかと思いますが、ん～ 大丈夫かな… 

皆さんご意見/アドバイスをお願いします。