主な問題点続き
〇「ワクチン・検査パッケージ」の愚
「ワクチン・検査パッケージ」とは感染対策と日常生活の回復の両立を図るため、一定の条件のもと「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等において課される行動制限を緩和する」(政府の感染症対策本部より)仕組みで、政府肝いりで昨年11月から無料検査事業とともに急速に準備され12月から開始された制度です。
具体的には、「ワクチンを2回接種」するか「検査の陰性証明」をもって、飲食店での人数制限を解除するという制度で、例えば重点措置地域内で1卓4人までという制限があったとしても、この制度を使うと10人で宴会ができるといったものです。
ほとんどの人は知らないと思います。
問題点としては3点
・ワクチンを絶対視し2回接種すればり患しないという前提で作られた制度だということ。
専門家の方々が喧伝し前首相が騙され盲信したようにワクチンは絶対のものではありません。
私は、ワクチンについては素人ですが、ウイルスは常に変異するため、ワクチンで100%り患を防ぐことが困難なことは、季節性インフルエンザのワクチンをみれば明らかです。
にもかかわらず、ワクチンを接種してり患しない人と陰性が確認できてり患していない人なら宴会をしていいという制度を作った役人もこれを許可した分科会の専門家さんも常軌を逸しているとしか思えません。
・ワクチン非接種者を差別するものであること。
前期のとおりワクチン接種者も非接種者と同様り患する可能性があるにも関わらず接種者には検査を課さず非接種者に検査を課すというのは、差別以外の何物でもありません。
おそらく制度設計の目的の一つに非接種者を差別したうえで接種をさらに促すといったこともあったはずです。
ワクチンが完全にり患を防ぐものではないと知りながらも、ワクチン接種の促進につながるなら仕方がないとオミさんたちもしぶしぶ認めたのかもしれません。
私もワクチン接種の促進は完全に否定するわけではないですが。
・最後に、このようなふざけた制度を生煮えの状態で11月に都道府県にぶん投げ12月までに開始するよう強要したこと。
オミ株が拡がった1月には、ワクチン接種のり患者も多く、あっさり原則停止にしてしまいましたが。
おそらく制度設計の段階から一部のまともな専門家からは反対する意見もあったのでしょう。
ブレイクスルー感染の拡大から「ほらみろ」といった意見が噴出したことでしょう。
結果として都道府県は、流行の落ち着いていた「黄金の3か月」(長妻さん命名?)次の波に備え医療や保健所等の体制強化に力を注ぐべきだったのに、ただただ1か月程度しかもたない、くだらない制度の準備に時間と労力を費やすことになりました。
これはあまりに酷いです。
国が自治体の頑張りの足を引っ張っているとしか思えません。
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