まあタイトルで少々お察しかとは思いますが…





そうです。


奴です。



奴が帰ってきたのです。


伝説を新しく刻んだ勇者、ハナが…!




事件は遡ること5日ほど前のこと。



その日私は、何とも心地悪い夢を見ました。

飼い犬のハナちゃんの胸の辺りからバニラエキスが検出され、そのバニラは全て搾り取らないと死んでしまう病にかかったそうなのです。
というか、バニラを搾り取ってももう死ぬことは確定で、泣きながらバニラを搾り取っていました。

結局夢の中では死ななかったのですが、夢から醒めた私はハナが心配で、すぐにリビングに向かいました。


前回の脱走事件以来、夜は家の中にいるハナちゃん。
でも、ずっと外犬として生きてきたハナはトイレの場所とかわかるはずもなく、我慢するか、私の部屋でおしっこしちゃうんですね。
(何故私の部屋がハナのトイレ認定されているのかの説明は省きます)

だからその朝リビングにハナが見当たらなくても、あぁ、トイレのために外に出されてるのね。
と思っていましたのです。その時は。


しかし、安心したのもつかの間、母が起きてきて叫んだのです。


「ハナがいない!!!」




私は驚きました。
だって前回挟まっていたハシゴのところには板を置いていたし、どうやっても抜けられないはずだったから。

しかし、その最後の砦を見に行った私は更に驚愕しました。


なんとそこには、立派なトンネルが建設されていたのです。

ハシゴの下の土を掘り、何の障害物もない地上に出たハナは無敵だった。

さながら7年という長い歳月を地中で過ごし、やっと外の世界に出た蝉の如く、モラトリアムを目一杯満喫しようと、期待と焦燥にかられながら駆け出したのだろう。


一方私達は、否、私は、とにかく心配だった。
バニラの件もあるし、今度こそ駄目かもしれない。車に轢かれたらどうしませう。事故に遭って怪我してたらどうしませう。
と心配で心配でいてもたってもいられなかった。
捜索しに行きたいが、塾もあったため断念した。
とりあえずツイッターで呼びかけてみた。


父と母はもう何度も経験しているからか、割と落ち着いていた。

推定脱走時間は早朝なので、すぐに見つかるとは思わなかったが、父は自転車で近所を探しに行った。

母は落ち着き払っていた。普通にコーヒーを飲み煙草を吸っていた。
保健所に電話してみるよと言いつつ、コーヒーを飲むのは止めなかった。


そんな母を見たからか、私は段々落ち着いてきて、ツイッターで呼びかけは続けつつ、ブックオフで漫画を読んでいた。

ハナが心配で集中できないという理由で学科の塾をサボり、漫画を読み耽っていた。

読んでる最中、母からメールがきた。


『ハナが見つかったって!ニコニコ


私はすっかり安心し、再び漫画を手に取ったのだった。

ちなみに読んでたのは
RAINBOW~ニ舎六房の七人~
っていう青年漫画です(^ω^)


まえ、深夜にふとテレビ付けたらやってて面白かったので。
グロいとこもあるけど、男の熱い友情がめっちゃかっこいい!あ、別にこれで妄想とかはしてないよ!
登場人物はほとんど男しかいないけど、妄想とかは全然してないよ☆




さて、ハナちゃんの話題に戻るけど、またしてもハナちゃんはお茶目な発見のされ方したみたい。

散歩してた親子が、気付いたら後ろについてくる柴犬が…
→どこのワンちゃんかな?とりあえず交番に連れてきましょう^^;
→交番には事前に父が訪ねていたため、すぐに「ハナちゃん見つかりましたよ!www」って電話がきたらしい


まったくこいつは…

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