今週末 4月16-17日

スーパーモト選手権が開幕します。今年は多くの方から「応援しに行くよ~」と言ってもらえているので、会場への入り方、レースの楽しい観戦方法などをご紹介したいと思います。

そもそも、「スーパーモトって何?」「どんなクラスがあるの?」

という所の説明から。

 

文章で書くと

 

「スーパーモト」とは

舗装されたアスファルト部分と一部のジャンプなどがある未舗装のダートを入り混ぜたコースで行われるスピード競技です。

ロードレース、ダートトラック、モトクロスなど、様々なジャンルのライダーが参加し、「誰が一番速いか」を決めるバイクレースの異種格闘技戦のような競技となります。

つまり、「ロードしか走れない」、「オフロードしか走れない」という事では速く走ることができません。

 オン・オフ両方のスキルを持ったライダーだけが勝つ事の出来るハイレベルなレースカテゴリーです。

 

こんな感じです。

基本的な車両は

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モトクロス車両に16~17インチのホイールとスリックタイヤを装着。サスペンションもロードとダートを両方走れる様に変更しています。

スタート地点は

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アスファルト路面。

途中でimage

ダートのコーナーやジャンプがあり

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最後はアスファルトに戻る。

 

ダートとアスファルトが混じっているから

オフロード車両にオンロードタイヤを装着しているのです。

 

そして、各クラスについてですが

日本のスーパーモトは、地方選手権にあたる「S1チャレンジ」と、そこから勝ち上がったライダーが参加できる「全日本選手権」に分けられます。さらに、全日本選手権の中でも排気量250ccまでの「S2クラス」と排気量無制限の「S1オープンクラス」の2クラスがあり、各クラスで年間ランキング上位者はトップカテゴリーの

「S1プロクラス」に参加することが可能になります。

図で示すと

こんな感じです。

地方選手権で好成績を収めると

スーパーモトA級ライセンスを取得する事ができ

A級になると全日本選手権に出場できます。

さらに、全日本のS1オープンやS2クラスで年間ランキング3位以内を獲得すると、トップカテゴリーの「S1 PRO」クラスへ昇格となります。

S1プロクラスだけがゼッケンベースが赤になるので

スーパーモトのライダーは「栄光の赤ゼッケン」を目指して地方選手権から勝ち上がっていくのです。

僕は4年前に地方選手権から参戦して翌年A級に昇格。全日本S1オープンで昨年ランキング2位となって今年から夢の赤ゼッケン。S1PROクラスに参戦できる事となりました。

 

そして、開幕戦の会場ですが

 

住所: 千葉県茂原市台田640

茂原ツインサーキットです。

 

 

 

前売り件は無いので、当日直接会場へお越しください。

入り口は

こんな感じ。ここで入場料1000円と駐車場台500円(バイクは300円)を支払えば中に入れます。

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道なりに登って

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登って

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登って

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登って

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正面の赤と白の壁の奥がパドックになっていて

こんな感じに各チームが車両を並べています。

僕のチームは

この黄色と黒のswisstraxというカッコいい床が敷かれているのでこの中で赤ゼッケンの17番を探してみてください。

このパドックの周囲は(屋根の下の部分は関係者のみ)観客の方も自由に歩きまわってOKです。

選手と観客の間に距離がないのもスーパーモトの魅力なのです。

 

そして、今年はバイクが無い時でもパドックの位置が解るように

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床にもゼッケンプレートを設置しました。

パドックの中での位置ですが

黄色矢印のところが僕のパドックです。

 

青矢印のところにはちゃんとしたレストランがあるので

昼食はここをご利用ください。

 

そして、当日のタイムスケジュールですが

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こんな感じになっております。

9:00から各クラスの練習走行開始。

10:00からチャレンジクラスの予選が始まります。

で、僕の応援に来てくれる人用に

こんなの作りました。

忘れっぽい自分用でもあります(笑)

この画像を当日紙で持って行って、パドックに立ち寄られた方にステッカーと一緒にお配りしようと思ってます。

本当はチームライダー全員分作りたいのですがタイヘンなのでやめときますw

 

そして、観戦ポイントなんですけど

①は高台の観戦ポイント。

 白い点線のところから山を登っていくと、コースが一望できるスタンドがあります。スタートからゴールまですべて見えるので、レース全体の流れが見れて面白いです。 

※結構登るので、歩きやすい靴で!

 

②2コーナー至近の激感ポイント。

第1ダート入り口が目の前で観れます。スタート直後の抜き合いは大迫力なので、1周目はここがおススメ。

 

③最終コーナースタンド。

一番スピードが出る最終コーナーに沿ってスタンド席があります。

大迫力のコーナリングがすぐ近くで観れます。

屋根があるので日焼けしたくない人はここがおススメ。

 

主にこの3ポイントですかね。

僕は他クラスのレースを見るときは、1周目を②で見て、数周後に

山を登って①移動するのが好きです。

 

練習走行や予選の時に、①~③で見てみて、お気に入りスタンドを見つけてください。

 

ちなみに、去年の開幕戦を①から見た動画がこちら

 

 

 

4月11日時点で当日の天気予報は晴れ。気温20度。

ツーリングやドライブがてらの観戦にも良い気候ですね。

地方選手権から全日本まで、合計で8レース見れますので、お時間のある方はぜひ遊びに来てください。

 

全日本3クラスのエントリーリストは↓↓

 

長くなっちゃいましたけど、最後にうちのチームライダーの紹介を。。。

チーム名は

ウブリアーキ ディ コルセ 

スーパーモトチーム と読みます。

昨年新たに立ち上げたチームです。

ウブリアーキって翻訳ソフトとかで翻訳すると

「酔っ払い」とでるので飲酒運転?みたいに言われることがあるんですけど、酒に酔うじゃなくて心酔するみたいな意味があるそうです。 「DI CORSE」は レースに・・みたいな感じ。

名づけ親は何とあのフェラーリのマネージャーさんなんです。

イタリアではカッコ良く捉えられるそうです。

最初は僕も翻訳して「え?」ってなったんですけど、フェラーリのマネージャーさんから提案されたらもう断れませんよねw

ま、今ではかなりお気に入りなチーム名です(笑)

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ライダーは4名。

左から

・森田嵐 S1オープンクラス ゼッケン7

 昨年大腿骨を骨折し、今回が復帰初レース。

 今年のS1オープンチャンピオンを狙います。

・広瀬アキノブ S1プロクラス ゼッケン20

 チームリーダー コロナの影響で今年のレース車両がイタリアから届かず、急遽ハスクバーナFS450で参戦。慣れない車両で決勝までにペースを上げる事ができるかが見どころ

・小原ケント S1プロクラス ゼッケン6

 昨年はプロクラスで表彰台も獲得。今年は全戦で表彰台を獲得できるか!? 元モトクロスライダーなのでダートの速さは必見

・新沼伸介 S1プロクラス ゼッケン17

 今年からプロクラスデビュー。 プロクラスの猛者たちを相手にどこまで戦えるかが見どころ。

 

チーム監督兼メカニック :大崎 徹

メカニック:MATSU(嵐担当)

       YAMA(新沼担当)

       ジョージ(ケント担当)

マネージャー:AMANE

 

と、こんな感じです。

 

とにかく楽しいレースになる事間違いありませんので、ぜひ会場へ足をお運びください。

 

 

今年はたくさんの方にサポートしていただき

とても充実した環境で参戦できます。

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いつもありがとうございます!!!!
 

 

※4月12日追記

MotoMeganeさんが

スーパーモトに関する記事を書かれていました。

こちらも面白いのでぜひご覧ください!


ドリフトにジャンプ! 変態的なバイクレース、スーパーモトって知ってる?【全日本スーパーモト選手権シリーズ】 | MotoMegane(モトメガネ)