AIというアンドロイド(スマホではなくロボット)を題材とした映画があります。

公開されたのは2001年。令和元年である今年は2019年なので、およそ20年前になります。



日本で公開されたときにわたしも映画館で観たのですが、先日WOWOWで放送されたので久しぶりに見返しました。

ネタバレしない程度に感想を書きたいと思います。




見た当時、私はまだ小学生で、物語で理解できていない部分も多々ありました。それでもかなりの衝撃は受けた記憶があります。

今は大人になったので、大人の登場人物たちの気持ちが前よりも分かるようになりました。



それから、ここで終わるのか?と思ってからのストーリーが思っていたより長かったです。

途中途中のストーリーも、意外と忘れている部分がありました。




大人になってから、ロボット工学三原則なるものの存在を知りました。

この原則は「われはロボット」(I, Robot)というアイザック・アシモフの小説に出てきます。ロボットを題材とした作品で、例えば「イヴの時間」というアニメではこの原則が前提となっていました。

多くの作品に影響を与えている原則ですが、これでいくと、ロボットは人間に危害を加えることができないわけで、この原則にはAIに登場するロボットは当てはまらないようです。



AIは子どもが見ても独特の世界観に引き込まれますし、高性能なロボットが出てくるというだけでも面白いでしょう。一方、大人が見るとストーリーには色々と考えさせられるところがあり、非常に興味深いことが分かりました。

未就学児などあまり小さい子どもには向かないかもしれませんが、幅広い年齢の人が楽しめる名作だと思います。