フランツ・リストが作曲した作品に、「愛の夢」があります。3つの夜想曲の第3番にあたります。

この曲、ピアノ曲として有名だと思いますが、もともとは歌の曲でした。歌には「おお、愛しうる限り愛せ」というタイトルがついています。



一度、この曲をソプラノ歌手とクラシックギター伴奏という組み合わせで聴いたことがあるのですが、素晴らしい演奏でした。

歌詞が、(乱暴ですが要約すると)「後悔のないように愛すべき人を今、できうる限り愛せ」といった感じの内容です。


これだけ聞くと余計なお世話だとも言いたくなるのですが、美しいメロディーと、素朴なクラシックギターの音に乗せて聞こえると、すっと心に入ってきて涙が出ました。



家にピアノの楽譜があるのでいつか弾けるようにしたいと思っているのですが、譜読みだけでも大変でなかなか最後までたどりつけません。

通して弾けるようになる日はくるのでしょうか。