司馬遼太郎4長岡藩河井継之助という埋もれていた人物を司馬遼太郎が歴史の海から拾い上げた作品。戊辰戦争をここまで詳細に描いた作品が果たしてあるのか。通常の歴史小説と違い、オチを知らない、ネタバレのない状態で読んだため、非常にハラハラドキドキした思い出が。(実家で父の蔵書を夜通し一気読みしたと思う)。終盤は本当に苛烈で読んでいてつらかった…映画化されてたけど、役所広司は年取り過ぎ。イメージは佐々木蔵之介あたりか…