東野圭吾8 | Review

Review

エンターテイメント評論(本、映像、音楽、お笑い…)



加賀恭一郎シリーズの転換点。語り部がキーとなるこの手法には唸らされる(筆者が仕掛けた巧妙な罠に見事に引っ掛かった)。プラスこのどうしようもない救いのなさは時折東野作品に表出する辛い辛い話だが、最後まで読み切らなければならない作品。