パンデミックの時はみんな大変だったと思うんだけど。日常の生活がそもそもガラリと変わってしまったし。ましてやわたしは学校卒業、職探しが重なったので、相当辛かった。

 

アメリカにはずっと学生ビザでいたので、職が決まらないと、合法でアメリカに居続けられないので、日本に帰らなくてはいけない。金銭的な面でも、もうギリギリだったしね。

 

だから卒業後は必至で仕事を探した。来る日も来る日も、パソコンに向かって片っ端から応募しまくった。それでも、手応えはほぼなかった。

 

アメリカも一番コロナが酷かったときはステイホームになってたから、そもそも新規雇用自体を控える企業とか、あとビザが必要な人たちは取らないって募集要項で予め公言するとか、そういう風向きだった。

 

それでもいくつか面接をすることは出来た。ただ、残念なことに、わたしは面接が苦手だチーン

 

緊張すると変なこと口走っちゃうよね? 同じこと繰り返して言っちゃったりとか。

 

今の会社に入れたのは、偏にボスがわたしとの面接のとき約50分間くらい1人で喋り続けてくれたことと、社長面接のとき、当然社長は忙しいので30分きっかりで面接が終わってくれたことだと思う。どちらもボロを出さずに済んだ。あと、他のメンバーに聞くところによると、大体面接にボス以外にも何人かいて、質問されたりしたんだそう。何故かわたしのときはボスだけだったので、それも良かったと思う。そうじゃなかったら絶対面接で落とされてた気がする。。。

 

それはともかく、まぁ面接はどれも大体苦い思い出があるけど、2つトラウマ級な経験をした。

 

一つ目の面接は、日本と取引のある会社だった。人事の人と話せた段階で、募集要項に記載されていた職務内容も、会社の概要もそれなりに理解していたと思う。2次面接でCEOとCTOだったかな、と3人での面接になったんだけど、CEOの態度が途中から豹変した。豹変する前、まぁ色々採用側からすれば良くは取られないであろう返答をしてしまったからなんだけど、あの時はビザの関係上即イエス・ノーで答えられなかったし、そういうのも含めて説明したつもりだったんだけどね。途中から面接の質問が、は? それは職務内容に書かれてなかったけど、それを聞くわけ? みたいな質問になってきて、それでも聞かれたことに対しては真摯に答えていたつもりだったんだけどね。まぁ当然不採用。あとあと考えてみたら、あのCEO相当日本企業にストレスを抱えてたんじゃないかと思う。なんていうか、その捌け口にされたのかもなって。

 

二つ目。多分、応募した時点で、この会社はどうかと危険信号が出ていたのかもしれない。会社がどうこうではなくて、わたしとの相性、がね。そんな虫の予感とは裏腹に、面接には進んでしまった。当然上手く行くはずもないんだけどさ、その面接で言われたのが、そんなんじゃ通用しないよ、とかなんとか。なんかさー、それって面接で言うべきことなの? もし採用したくないのであれば、ただ不採用にすればいいだけなのだ。わざわざそんなことを面接した相手に言う必要はないのだ。心配してくれて言ってくれてるわけじゃないのは明らかだし。たかが30分足らずの面接で何を分かった気になって、そんなことを言うのかと。そんな会社には受からないで良かったし、だからこそ仕事に満足出来てる今があるんだけど。

 

この会社に入ってあと1ヶ月で3年になる。この会社で良かったって、本当に思う。

 

今日の動画は圧迫面接への風刺、かな。