急進的なテクノロジー、環境問題、核問題を共有する世界は、今や単一の文明で成り立っていると言っても過言ではない。

そんな世界をいまだに分断しているのが宗教である。

宗教は国の政策を正当化するための手段となり、強いナショナリズムを生み出す力の源となる。

今のところ宗教は世界中の問題の解決策というよりは、要因の一つとなっている。