今期の演目
大好きな平家物語
小学生の頃には気づかなかった様々な心情や物語の背景を
ひとつずつ、紐解いていく楽しさ。
先生の熱い語りに惹き込まれていく愉しさ。
世阿弥作。二番目物。
平家の公達左中将清経の妻 (ツレ) のもとに
清経の家臣淡津三郎 (ワキ) が訪れ
清経が豊前の国で入水したことを告げ、形見の黒髪を届ける。
その夜,妻の枕辺に清経の幽霊が現れる。
妻は夫の自害を恨み
夫は死を決意するまでの事情と最期を語り聞かせる。
修羅道の苦しみを再現したのち
成仏して消えうせる。
無常感と恋慕の哀愁の色濃い,優美な修羅物。

