冬の長門峡 小林秀雄を読むようになった動機高校生の時に授業で習って ものすごく心酔した 中原中也。冬の長門峡 中原中也長門峡に 水は流れてありにけり寒い寒い日なりきわれは料亭にありぬ酒酌みてありぬわれのほか別に客とてもなかりけり水は、恰も魂あるものの如く流れ流れてありにけりやがても蜜柑の如き夕陽欄干にこぼれたりああ――そのやうな時もありき寒い寒い 日なりき~吉野にて~