生誕90年・司馬遼太郎記念学術講演会 | St.Patrick~Patty vie のブログ

St.Patrick~Patty vie のブログ

ふらふらフラッと、フラワー♪なブログです♪

 今日は 午後から こちらの講演会に 参加しました。


 奇しくも 今年は 生誕90年にあたる 節目の年ということで

毎年、開催される 講演会も 初めて 参加することができて

とても 有意義な勉強の時間となりました。

St.Patrick~Patty vie のブログ-130608_131515_ed.jpg


 諦めていた 案内ハガキが 届き
今日は かなり 緊張して
 会場までの道のりを 歩きました。
St.Patrick~Patty vie のブログ-130608_094213_ed.jpg

 講演会の序章として
ラジオ局女性アナウンサーが
司馬先生の小説の一節を朗読。

 情感豊かな 流れるような
日本語の美しさ、音の響きに
感動の物語の幕が 上がりました。


 自分で 本を読む時には 黙読するだけなので
こうして 司馬先生の言葉を 聴くことは
初めての貴重な体験。


 小学6年生の教科書で司馬先生が
子どもたちに向けて 描かれた
~21世紀を生きる君たちへ~を引用された開会の辞

子どもたちへの言葉は
簡単な言葉で 大切なことが 
散りばめられている言葉でした。





 三浦雅士先生  <ユーラシアの眼>


 司馬文学を 新しい観点から 解読され

中でも 司馬先生の文体の特に ~形容詞~の表現について

とても 驚く見解を示されていました。


 ~眼で観ながらにして 視覚以外の感覚に置換する~


  他の作家にはない異才。狂人的とも言える独自の才能であり

 文学の新しい形式。

 小説家というより 詩の文章である。



 ~水平方向の時間軸の中に 垂直的な とらえ方で切り込む~


 あくまで 読み手には 不自然さを感じさせずに進んでいく。

 全体図の中で まるで鳥の目のように、俯瞰的な見方で

 瞬間をとらえ大きいうねりの物語を進行させていく。



  三浦先生の講義は 今日の講義のため

 司馬先生の著書を 再度 読み直し とうとう徹夜…となったせいで

 ナチュラル・ハイで とても熱い勢いのある講義でした。


 



 小松和彦先生    ~異人論から見た日本文化~


 異人とは

  ・共同体の外から やってくる

  ・共同体の外からやってきて 住み着く

  ・共同体の中から 何らかの理由により排される

  ・見えないけれど やってくるのではないか

   いるのではないか と思われるもの。 Ex,鬼、妖怪など


  異人を通して大切なことは

 どこに 自分の視点があるのか、ということ。

 



  お二人の対談では


  よりどころ、宗教観、概念の違いが民族性にも反映され

 絶えず 動かないもの 判断の基準となる神聖なもの


 大陸的(遊牧民)  →  

   

 日本 (農耕民)  →  土地


  シャーマニズム、言霊

 言葉の持つ重要性、責任性など。

 


 お話は どんどん あらゆる方向に展開していき

お二人の熱気と気迫、お話の面白さに引き込まれるようでした。



 暗い会場で ノートを取る余裕もなく

ただ箇条書きしかできなかったのが 残念でしたが

とても 大切な講義を拝聴することができたことに感謝。




 ずっと 行けないままでいる 司馬先生の記念館にも

いつか 行けるように…と 思う今日の講演会でした。




 * 今日ここに講演会に来られたことで

  偶然 知ったコンサートsei

   大好きなベーシストキャー

  来日コンサートに行けるのは 30年ぶり~

  チケットを入手できたことに 大感謝する私ですありがとう