今日は 午後から こちらの講演会に 参加しました。
奇しくも 今年は 生誕90年にあたる 節目の年ということで
毎年、開催される 講演会も 初めて 参加することができて
とても 有意義な勉強の時間となりました。
三浦雅士先生 <ユーラシアの眼>
司馬文学を 新しい観点から 解読され
中でも 司馬先生の文体の特に ~形容詞~の表現について
とても 驚く見解を示されていました。
~眼で観ながらにして 視覚以外の感覚に置換する~
他の作家にはない異才。狂人的とも言える独自の才能であり
文学の新しい形式。
小説家というより 詩の文章である。
~水平方向の時間軸の中に 垂直的な とらえ方で切り込む~
あくまで 読み手には 不自然さを感じさせずに進んでいく。
全体図の中で まるで鳥の目のように、俯瞰的な見方で
瞬間をとらえ大きいうねりの物語を進行させていく。
三浦先生の講義は 今日の講義のため
司馬先生の著書を 再度 読み直し とうとう徹夜…となったせいで
ナチュラル・ハイで とても熱い勢いのある講義でした。
小松和彦先生 ~異人論から見た日本文化~
異人とは
・共同体の外から やってくる
・共同体の外からやってきて 住み着く
・共同体の中から 何らかの理由により排される
・見えないけれど やってくるのではないか
いるのではないか と思われるもの。 Ex,鬼、妖怪など
異人を通して大切なことは
どこに 自分の視点があるのか、ということ。
お二人の対談では
よりどころ、宗教観、概念の違いが民族性にも反映され
絶えず 動かないもの 判断の基準となる神聖なもの
大陸的(遊牧民) → 天
日本 (農耕民) → 土地
シャーマニズム、言霊
言葉の持つ重要性、責任性など。
お話は どんどん あらゆる方向に展開していき
お二人の熱気と気迫、お話の面白さに引き込まれるようでした。
暗い会場で ノートを取る余裕もなく
ただ箇条書きしかできなかったのが 残念でしたが
とても 大切な講義を拝聴することができたことに感謝。
ずっと 行けないままでいる 司馬先生の記念館にも
いつか 行けるように…と 思う今日の講演会でした。
* 今日ここに講演会に来られたことで
偶然 知ったコンサート![]()
大好きなベーシスト
来日コンサートに行けるのは 30年ぶり~
チケットを入手できたことに 大感謝する私です

