ガイドヘルパーについて、ブログに書いたら
お問い合わせを頂きましたので、少し補足を・・・
視覚機能にハンデをもつ方のガイドをする。
ということは、想像以上に多くのことを学ぶ必要がありました。
~できるだけ、お話をして下さいね。~
基本的には、2人で一緒に歩くのですから
無言で、ずっと歩いていると
相手の方は、とてもストレスを感じてしまわれる。ということ…
無言で過ごしても、アイコンタクトや言葉以外のコミュニケーションは
視覚機能にハンデのある方には、成立しにくいです。
そして、二人で、ほぼ同じように並んで歩くので
言葉以外の意志伝達は、とても難しいです。
歩いているだけでも、ガイドすることは
配慮がたくさんありますので、それに加えて会話・・・
というのは、私には とても難しかったです。
同じ方と何度も~になると、雰囲気や感覚は
少し、つかめるようになるのですが、それでも
言葉使いやお話の内容など、気をつけることがたくさんありました。
ベテランのガイドでは
同じ方から、指名を受けたり
宿泊などにも付き添ったり~というケースも
あるそうです。
~盲導犬~
普及は、なかなか進まないですし
いろんな事情があり、盲導犬と暮らせない方もおられたり
生き物なので必ず、悲しいお別れの時が来たり…
その中で
~色~を伝えることは、とても難しかったです。
先天的に、生まれてから一度も
視覚による認識ができなかった方は
見たことがないのですから、それを説明することが
とても、難しかったです。
例えば、
「今日は、お天気がよくて キレイな青空ですよ。」
この青。という色を説明するのは?
「夕焼けが、とても赤くてキレイですよ。」
この赤。は、何と説明するのでしょう?
ヘレンに、サリバン先生が
井戸のポンプで手に水をかけて
手のひらに~W A T E R~と繰り返し指で書いて
水を知らせた。ことは有名なエピソードですが
~色を言い表す時の比喩は
どれほど、名詞に頼っているか~
Ex,
りんごのような 赤
ひまわりみたいな 黄色
苔のような 深緑 などなど…
でも、りんごを食べて、赤を感じるかと思うと・・・?
ひまわりの花を触って、黄色な感じがする・・・?
感じ方は人それぞれの感覚や感性任せになるんですよね。
私は、なるべく
好きな食べ物と、キライな食べ物、好きな歌
好きな本、テレビ番組などを
お尋ねするようにしていました。
それを知っていると、表現をそこに結び付けやすいので
それから・・・日常生活での動作
~黄色~は、梅干や酢の物を食べた時の感じ
だったり、ガラスの食器の音は、夏の空の色…
だったり・・・
それも、お話してみて
「そんな感じがするんですけど、どうでしょう?」
って、お返事を求めてみると
それについての感想が伺えるので
会話が、つながっていくことで会話のキャッチボールができて
歩きながらの時間も、短く感じられました。
もちろん、歩きながら、話しながら
歩く道の説明を、必要に応じて行っていきます。
・もうすぐ、右に曲がりますね ・・・ はい、右に曲がりますよ。
・もうすぐ、ゆるい下り坂です ・・・ これから、ゆっくり坂をおりますね。
・もうすぐ、道が狭くなりますので後ろに付いて下さいね。
・・・ はい、では止まりますから、後ろに付いて下さいね。
などなど~
でも、これらのことは
今の仕事をしていく中でも、大事なことばかりなのです。
人が、話をするということ
他者と会話をするということが、とても大切なことは
乳児期、幼児期の大きな成長の要素となります。
~普遍文法~
言語学の基本的な概念のひとつで
言語生成における基本的な考え方
これも、専門的に学んだ訳ではないし
キチンと説明することは、簡単なことではないのですが
~脳~が大きく関係していることで
生まれてすぐの赤ちゃんから、3、4歳くらいの
子どもの脳が、いかに大きな成長を遂げていくのか
ということは、すごいことであり
できるだけ、話かけたり
言葉をかけることが、どれほど大事なことかを
考えてしまいます。
赤ちゃんや子どもたちは、経験値が少ないので
その不足を、どのように言葉によって
説明したり、話したりするのかは
視覚機能にハンデを持つ方たちへの配慮に
近いものがあるような気がして、自分自身の勉強となったことが
とても、有難いことであったと感謝しています。
大好きな☆の王子様より~
☆たいせつなコトは、目にはみえないんだよ
こころで 感じるんだ☆
“Ce qui est important, …