深淵を巡り | 一週間で10万円勝つことを目標にしたデイトレ日記

この頃、自ら負けを認められないこの性分に起因する、トレードでの損失の数々は
過去の己の不埒な半生のツケを払わされているのだろうと感じている。


見識浅いくせに不勉強で、日々を怠惰に無駄に消化してきたことに対するツケ。


強情で傲慢なこの性格が、大切な身近な人を含む周辺の人々を、知らず知らずに
傷つけてきたであろうことに対するツケ。


それらが、自らが行ったトレードに於いて「大損失」という形で、己に降り掛かってくる。


振り返ってみれば会社員時代も、自らの考えや主張は強く押し通そうとした性質であり
同僚や先輩、上長などともよくぶつかった。

結果、自分の身の置き場を狭くしたりしたものだ。


今、その強情・傲慢な嫌な奴と正面にて対峙し、ジレンマに陥りもがき苦しんでいるのは
何を隠そうこの自分自身であると痛感している。


人は大なり小なり過ちを犯しつつ生きゆくものだろう。
それでも大多数の賢人は


①過ちに気付き
②心から反省し
③同じ過ちを繰り返さないためにどうするか考え
④それをしっかり実行する


このような思考プロセスを経て再発防止に努めるのだろう。

自分の身にに置き換えてみれば③の検証もおろそかなうえに④もあいまい
下手すれば①に気付いていないことも多数あるのだろう。


トレードに於ける過ちは幸か不幸か「大損失」という形で具現化してしまうので
否が応でも気付けてしまう。
そして今は②の手前あたりの「後悔する」あたりと②を行ったり来たりしてる
だけの状態のようでもあるような気がする。


ややもすると「選んだ銘柄が悪かった」と銘柄のせいにしたり「タイミングが悪かった」
など時間軸のせいなどにしたりして、大損失の本質をうやむやにしがちだ。


こんなことではコツコツドカンを繰り返してしまうのは当然だ。
今までひたすらそんなことを繰り返してきただけなのだろう。
上手いとか下手とか以前の話である。


自分は本当に甘かったのだ。


そのことを再認識した今、これから何をどうやって
次の一歩を踏み出したらいいのかしっかり考えてみたい。