ひょんなことから
おそらく何十年もの間
人が足を踏み入れていないであろう
山頂にある神社へ上ることになった
『あなたの毎日に彩を発酵料理で豊かな人生』
初めましての方はこちらもご覧ください💁♀️
この日はお寺で大般若経祈祷行事があり
香川県塩江町にある大福院さんへ
伺っていました
そのあと近くの神社へお参りに行き
Googleナビで近くを検索していたら
山の中に神社があり
ここから車で11分だし
行ってみようという流れになり
ロングスカートに普通のタウンシューズ（友人はなんとクロックス）で
軽く登山をすることに
足場が狭いどころか
足を置くスペースすらもないところもあり
踏み外すと間違いなく
谷まで転げ落ちるであろう道なき道を
5人で登る
よく獣道というが
道すらない
足を置いたとたんに山砂が下まで
すごい勢いで
ざーーーと落ちていく
木の根っこに捕まろうものなら
根っこがちぎれる
その時、ふと人生と似てると思ってしまった
誰かに頼るのは悪いとは思わない
でも、もし根っこを信じて力を入れて
ちぎれて落ちてしまったら
多分、私は根っこ（人）のせいにすると思う
もともと、根っこさんの承諾もなく
勝手に持ったのは
私なのに
根っこさんにしたら迷惑な話
それは誰のせいでもなく
ただの事故なのに
こんなことを思いながら
体はしんどくなり
汗が噴き出す
ここまでして
命がけで行く必要があるのか？
って自問自答する
『私はここで待ちます』
という選択肢もあったけど
なんか、いかないといけない気がして
みんなで登るから大丈夫と思い直し
いくつかの正念場を
法螺貝の音色と太鼓の音に守られながら
なんとか抜けることができた
あと100Mという目印のところでやっと頂上が見えてきた
そこには白峯神社と書かれた鳥居があり
ちょうど夕日に照らされた神社は
何とも言えない立派な佇まいだった
日が暮れないうちにとお参りを済ませた
帰り道、いろんな昆虫に出会い
登っている時には気が付かなかった
きれいな色の植物も見つけた
まさに人生と同じ
苦しい時には気が付かない
時間や気持ちにゆとりが出来たら
きっと気が付くことがたくさんあるんだろうな
みんなそろって無事に下山することができ
体はしんどかったが心がほのぼのと満たされた
もし誰かがやめようって言ってたら
神社へたどり着くことはできなかったと思う
５人で怪我無く登れたことに
心から感謝します
おかげさまでつむぎは今年11月11日で４周年を迎えます
ここまで来られたのも陰ながら応援して下さった方々のおかげです。
最後までご一読頂きありがとうございました
この登山の後に友人から素敵なメッセージを頂いたので紹介します
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