ほとんどの飲食店オーナーがしている勘違い | マーケティング音痴のための飲食店集客経営研究所

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おはようございます。


店舗集客ラボラトリーのむとうです。


ほとんどの飲食店オーナーがしている勘違いがあります。



これは実は日本人の商売で儲けられていない人のほとんどが一緒だと思うのですが、日本人って職人タイプの人がほとんどなんです。

職人タイプというのは物づくりのプロですよね。


日本っていう国は敗戦後にどうやってここまで豊かになったかというと、物づくりなんです。ですから、日本の教育は物づくりをベースに教育しているといってもいいのかもしれません。

ですから日本人がモノづくりにこだわるのは必然ですし、美徳と考えるのもしょうがないことです。


ですが、この物づくりにも欠点があるのです。

それはモノが溢れてしまったらモノはいらないということです。




前置きが長くなりましたが、何が言いたいかというと飲食店も一緒で

「良い料理を作ればお客さんが来てくれる」

「良い接客をすればきっとお客さんがまた来てくれる」

こんなことを思っている人がとっても多いとホントに感じています。



この考えは今の時代には正直全く通用しません。



・物づくりだけでは今の時代はお客さんは来てくれません。

・物づくりだけでは今の時代はお客さんは来てくれません。

・物づくりだけでは今の時代はお客さんは来てくれません。


大事なので3回書きました。



物づくりに力を注ぎ、物づくりに時間を使った結果はどうですか?
満足いく売り上げを得ていますか?お客さんがいっぱいお店に来てくれていますか?


たぶん、このブログを読んでるあなたの店にはお客さんがあまり来ていないのではないでしょうか?



そうです。


勘違いとはまさにこのことなんですね。


批判もあるでしょうが正直に言います。
とっても残念だし、悔しいですが、おいしい料理を作っても、良い接客をしてもお客さんは増えません。

売上は増えないのです。



悲しいですがコレが現実なのです。





実際に僕が経験した繁盛店は接客は雑ですし、料理はマズくはないですが簡単なクイック料理ばかりのお店がありましたが大繁盛していました。

当初、他のところからこの店に来たときになんでこんなんでお客さんが来るの?って、ホントに疑問とちょっとした怒りさえありました。

その繁盛の理由とは・・・

そのお店は、もちろん良い料理を作ることも良い接客をすることも考えてはいましたが、根本の考え方がまったく違うところにあったのです。


店内のQSC向上に使うパワーの割合は2割程度で他の8割は全く違うことに力を注いだのです。



それは、知ってもらうという行動でした。



「認知」してもらう活動です。




平たく言えば宣伝といってもいいでしょう。この知ってもらうことにコミットしたわけです。



あなたが売上が低迷しているお店のオーナーや店長ならまずやることは、あなたのお店を知っている人の母数を増やすことです。

これだけでいいです。
むしろ、このことに全力で当たるべきです。


圧倒的にこの行動が足りていないのが低迷している飲食店の原因のひとつです。


職人気質でもいいです。
美味しい料理を作るのも大事です。
接客のレベルを上げ、お客様の満足度を上げることもとっても大事です。


でも、お客さんがいなかったら。。。




そのこだわりを一度でいいので知ってもらうための行動に全力で向き合ってみてください。
きっと何かが変わり始めますから。


あなたのお役にたてたなら幸いです。


本日もお読みいただきありがとう
ございます。




店舗集客ラボラトリー
所長 むとう


ps

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