20年ほど前、
滅多に行かない地元のお店で、
店員さんに突然、
『 おぉ、久し振り~。 元気だった? 』
と、声を掛けられた事があった。
明らかに人違いなのだが、
いくら言っても、全く信じてもらえず、
『 酷いなぁ。 俺が間違えるわけないでしょ。
それにしても、何年ぶりかなぁ。
全然変わってないから、すぐわかったよ。 』
と、嬉しそうに喋り続けられて困ってしまった。
もうどうすりゃいいんだ、と思って、
仕方なく、運転免許証を見せて、
やっと人違いであることを証明出来たが、
それでもまだ納得しない顔で、
『 ソックリ、というより、本人そのものなんだよね。
おかしいなぁ。 どうゆうことなんだ。』
と、しきりに首を傾げていた。
聞けばそのソックリさんは、
隣の市に住んでいるそうで、
案外近くにいるんだなぁ、と
その時は呑気に思っただけだった。
その10年後、
幼馴染と、偶然に町で遭遇した時、
いきなり彼女に怒られた。
『 この前、遊園地にいたでしょ。
声掛けたのに何で無視したの?。
しかもあんた、
女の子を2人連れてたけど、どこの子よ?
一体、あんたは何をやってんのよ。 』 と。
その当時、私の息子と娘は、
もう中学生になっていて、
地元の小っさな遊園地には何年も行ってなかったので、
『 私のソックリさんが隣の市にいるらしいから、
その人なんじゃない?。 相当似てるらしいよ。』
と、答えたら、幼馴染はもっと怒って、
『 幼稚園から知ってる私が間違えるわけないでしょ。
あれは、間違いなく あんただった。』
と、まるで信じてもらえなかった。
もうどうすりゃいいんだ、と思って、
『 じゃあ、その人どんな服を着てた? 』
と、聞いてみたら、
私が絶対に着そうにない色や柄だったので、
幼馴染も、そう言われれば、確かにあんたじゃないかも
と、やっと納得してくれた。
それにしても、
幼馴染が間違えるほど似てるだなんて、
ちょっと不気味だった。
それからまた10年後の今年の春。
仕事で会った元高校教師という人に、
初対面にもかかわらず、小声でコソッと、
『 なんで偽名を使ってるの?
初めまして、じゃないでしょ。
担任を忘れちゃったの?。 』
と、詰め寄らた。
またかよ、と思いながら、
全力で人違いだ、と説明してみると、
『 俺にとって、生徒は自分の子供同然だから、
昔の事とはいえ、間違えたり忘れたりしないよ。
しかし、
苗字が変わってないのに名前が違うって事は、
改名をしなきゃいけないほどの苦労をしたんだね。』
と言われた。
何なんだ改名って?。
意味がわからなかった。
もうどうすりゃいいんだ、と思って、
ソックリさんの名前を聞いてみたら、
偶然にも、苗字が同じだった。
厳密にいえば、ソックリさんはおそらく旧姓で、
私は婚性だけど。
それを説明すると元高校教師はさらに混乱したが、
さすがに名前は違っていて(←当然だけど)、
出身校も違っていた事から(←当たり前だけど)
やっと納得してくれ、更にソックリさんとは、
卒業年度も同じだった事が判明し、
年齢も同じだった事に驚いてしまった。
怖い、怖すぎる。
苗字も年齢も同じだなんて、
驚きを通り越して、恐怖を覚えた。
しかも、望んでもないのに、
ソックリさんの個人情報が、長い年月を掛けて、
ジワジワと小出しに集まってくるのも不気味だった。
もしかしたら、単なるソックリさんじゃなくて、
別次元で生活している私自身かも、
とか思って、ビビッていたところ、
このニュースを知って、ちょっと笑ってしまった。
↓
隣の席の人と、偶然にも、瓜二つだったと。
奇跡の激似度 !!!!。
双子レベルの他人って存在するんだなぁ。
よく見ると、機内の人も笑ってる。
そんなにも似てるという事は、
縁がないハズはないだろう。
この出会いは偶然ではなく必然じゃないか、と思ってしまう。
そしてこの2人、
偶然にも宿泊先も同じだったそうで、
ホテルで乾杯したそうだ。
あれ?でもこうして並ぶと、
サイズ感が違うなぁ。
私とソックリさんの場合は、
サイズ感も全く同じだったという。
もはや、何が何だかわからないが、
私達もこんなふうに、いつの日か偶然に、
いや、必然的に逢う事があるのかなぁ。
でもちょっと怖いから、
どうか逢いませんように………。






















