日本の先生は忙しい気がする
日本に帰国したときに、毎回“日本の学校の先生は、仕事が多いな~”と思う。アメリカの地域にもよるが、私達の暮らしたカリフォルニアの小学校では、テストの採点は親のボランティアがしていた(@_@;)。もちろん、先生は後から目を通すのだけど、他にもいろいろな親が毎日のようにクラスに出入りして、お手伝いをしていた。教室の整理、掲示物の掲示、宿題提出チェック、生徒に配るプリントや手紙の準備、その仕分け、子供にご褒美にあげるシールのカット、図書室など移動への引率、図書貸出業務、パソコンクラスの手伝い、遠足への同行。行事などは、卒業した中高生もボランティアの単位を取るために来ていたりする。もちろん各学年には、サブの先生が付いているのだけど、サブにはサブの仕事があるので、親の手も借りるのだ。他の地域でも、少なくとも図書貸出や行事のお手伝いなどはあるだろうし、高校生の遠足にも、親のお手伝いを募集していた。日本も、誰にでもできることは誰かに任せたら良いのになーと思う。昼間時間があって、学校での我が子の様子をちょっとでも見たい、という親はいると思うのでそういった人たちにボランティアをお願いして、教室の掲示くらいやってもらったら少しは楽なのではないでしょうか。まあ、誰でも学校に入れるというのは抵抗がある場合は事務の人数を増やすとか。雇用も増えるしね。そう単純にはいかないのかな?他に、日本の先生は生活指導や問題を抱える生徒の家庭訪問なども行うこともあるが、そこはもうアメリカではカウンセラーの出番で、家庭での問題(虐待やネグレクト)などは学校がかかわらず、直接警察へ届けた方が良いという考えさえあるみたいだ。日本の保護者会でビックリしたのは、ある親御さんが「近所の○君が、うちの子のおもちゃを返してくれないのですが、先生から注意してもらえませんか?」と先生にお願いしたことだ。それは、学校外の事では~(^-^;、と思ったものだが、先生も「それは学校以外での出来事なので、申し訳ないですが、お友達と話し合ってみてください。」のようなことを言っていたので、ちょっとほっとしたものである。また、アメリカの先生は生徒が下校すると自分の教室(職員室がなく、教室が自分の職場)に鍵をかけてしまい、忘れ物を取りに行っても開かないことがほとんど。休み時間も教室に鍵をかけていた。自分の仕事は教える事、というのが、よくも悪くもきちんと線引きされているのね。日本に帰って、「アメリカでは・・・」って話をしても、みんな自分の事とは直結しないので、「へえ~」・・・で終わりがちなのだけど、学校のアンケートには、教師の仕事と事務的仕事の分担をしてもよいのでは、と、細々と提案し続けてみた。が、いろいろな事情があって難しいこともあるのでしょう。外部の人を誰でも入れるわけにはいかないし。なんにせよ、先生がもうちょっと余裕をもって、授業をしてくれると良いな、と思うのでした。